年々、暑さを増している日本。いや地球。

蝉は一週間の命。

と昔から良く言われております。が
近年になり、この定説が誤りである事が証明されました。
(; ゚ ロ゚) ナヌ!
2019年、当時 岡山県の男子高校生が夏休みの自由研究で調査したそうだ。
毎日2~3種類を取り、マークを付けて放すを。2ヶ月近く観察を続け、総数約800匹におよぶ実験で、アブラゼミで約32日間生存していることがわかったそうだ。
1ヶ月!
蝉は1ヶ月の命。
語呂わる~

確かに、考えてみれば一週間と言うのは可笑しな話しだ。
蝉には口がある。蜉蝣や蚕のように摂食できなければ一週間と言う日数は理解できるが、蝉には樹液を吸うための丈夫なストロー状の口がガッツリ付いている。
ガッツリ食事が出来ているのであれば一週間は短すぎる。
さらに、種の保存や繁殖と言う点で、蜉蝣のように1度に同じ場所に大量発生するのであれば、成虫になってから相手を見つける事は容易であるが、一般的な昆虫の生態をとっている蝉では、一週間と言う期間では相手を見つけられない個体が出てくる。毎年、真夏のド真ん中にバカみたいに鳴いている蝉どもが、少しずつ減っていく事になるはずである。
なので、1ヶ月とは思わなかったが一週間以上生きているのは納得である。

蝉は一週間の命。人工的に飼育が難しかった昔に、捕まえたらすぐ死んでしまうと言う事から出来た、ことわざ。

映画「八日目の蝉」
ガッツリ使ってるなぁ。