今日５月２０日は‘ローマ字の日’だそうです
１９５５年に日本のローマ字社が制定したそうで
由来は、日本式ローマ字つづりの発案者であり
ローマ字国字論を展開した地球物理学者・田中舘愛橘の
命日にちなんだことと、日本のローマ字会が
１９２２年のこの日に創設されたことからきているそうですよ
いきなり子供が飛び出したり、転びそうになった時に
手をひっぱったら突然腕を痛がって泣き出した
なん時に考えられる症状に“肘内障”と呼ばれるものがあります
そこで今回は
西洋医学的に考える
子供の疾患でよく見られる“肘内障”とは何なのか？
をご紹介します
この肘内障は２～６歳ぐらいまでの幼・小児期に多く見られ
親が子供の手を引っ張って発生することから‘肘引っ張り症候群’とも言われています
主に手のひらが下を向いている状態で腕が伸びている時に
腕を引っ張ってしまう事で発症してしまいます
ではなぜこのような現象が起きてしまうかというと
橈骨頭（親指側にある骨の上の部分）が子供の時は
軟骨成分で形成されており骨の形がしっかりしておらず
また、関節自体も柔らかい状態なので
関節自体が亜脱臼しやすいと言われています
症状としては
肘の痛みがあり肩を上げずに手を使う動作
肘を動かそうとすると痛みが出る
などが見られます
ここで注意が必要なのは
肘内障になった場合は赤く腫れ上がったりしないことです
肘に何も異常がない時は鎖骨の骨折が疑われることがあるので注意です
治療としては
肘の整復をしてあげるとすぐに腕を動かせるようになります
しかし同じように腕を引っ張ってしまうとまた亜脱臼をしてしまうので
手の平を上にして優しく引っ張るように気をつけてください
最近は、雨の日と晴れの日との寒暖差や気圧の変動が多いですね
体調を崩してしまう方も多く診られます
適度な休息と運動をしてお体の調子を整えてくださいね
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