今日３月２５日は“散歩にゴーの日”だそうです
ユニチャームが２０１０年のこの日に
高齢者向けの転倒時の怪我防止ガードルのPRのために制定したそうです
由来は「さんぽ(3)に(2)ごー(5)」の語呂合せからきています
これから暖かく春の陽気が心地よくなります
気分転換に散歩をするのも良いですね
前回お膝の内反膝・外反膝をご紹介しましたが
肘にも同じように“内反肘・外反肘”という言葉があります
ではこの“内反肘・外反肘”とは何なのか？
を今回はご紹介します
肘関節は元々生理的外反と言って
約５～１５°外に向いています
この外に向いているのが内に入りすぎてしまっているものを“内反肘”
逆に外に開きすぎてしまっているものを“外反肘”と言います
女性は男性と比べこの生理的外反角があり
肘から先をくっつけて腕を伸ばすと
ぴったりくっつく方が多いです
ではなぜこの“内反肘・外反肘”になってしまうのか？
多くは子供の時に肘・腕の骨折（上腕骨顆上骨折・上腕骨外顆骨折など）
が起因とされていて
骨折後の変形や骨折部が癒合しないで治ってしまった状態の偽関節
によるものが多く見られます
この内反肘や外反肘でどんな症状が出てきてしまうのか？
まずは肘が外や内に向いてしまう変形があります
他にも外反肘の場合に小指側の感覚や運動を支配している尺骨神経の
‘遅発性尺骨神経麻痺’を招くことがあります
治療としては
内反肘の角度が軽度の時は経過観察をし
肘周りや腕・肩などの負担がある部分のストレッチや手技療法を行います
ただ角度が１５～２０°以上になってしまう場合には
矯正骨切り術などの手術を行うこともあります
外反肘の場合は
遅発性尺骨神経麻痺の症状が強く出てきてしまう場合は
尺骨神経の移行術などの手術を行うこともあります
適切な治療を行うことで症状は変わっていきます
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