がんばってください



がんばるよ、がんばってね

と強く手を握り返された

あの瞳と強さを忘れない

きっとずっと原点で目標

緊張とか 色々
見据えるのが精一杯だったけど

貴方や 貴方の周りの方々に

すごいね

って認めてもらえる日まで
技術とか感性とか
圧倒的なものになるまで

滅びようとも
狂うことがあろうとも

やめない

約束 をしたから


走る速さを 落とすな
何があろうとも

いま またここから
もう また だ

憂鬱を噛み締めて

己の加減無さを知る


淡い夢を見ては当たり前の現実に打ち砕かれ

当たり前を知っては己の浅はかさを知る

売り払ったものの代償は大きく 悔やんだってもう戻れないけど

腐る前に辿り着く為に

譬 誰一人本当を見てくれなくとも

譬 それが何かに阻まれようとも


くだらない自分に 何に負けないため?

悔やんだって始まらない

全ては失敗から学ぶため


たった一人で立ち向かう

私を 私で

保つ為に

悪意と混沌の中から掬い出されたのかと思っていたのは勘違いで

実は気付かないふりしてぷかぷか漂ってた

気付いた時にはもう遅くて まわりは敵だらけ

自分は怠けきっていて

こういう時ってどうしてたっけ?と自分に問う

出てきた答はたったひとつで シンプルで傲慢

薙ぎ倒して進め

捻り潰して 叩き潰して 進め

討たれる覚悟を持ったら

とびこめ

決して溶け込まないように
重い鎖が だんだん

だんだんこっちにやって来て

自分の足を絡めて 束ねられて


苦しくて 息も思うようにできなくて

引き摺る足はどんどん重くなって

自由にとびまわることもできなくて

どんなに綺麗な景色を見たって 何も感じなくて
自由で どこまでも自由でもっと世界が煌めいてたことを忘れて

誰の言葉もわからなくなって

描く心を亡くして

描く力も亡くした

腕はもう腕じゃなくなった


口を閉ざして 伝える手段だった腕も亡くしたら

待っているのは 虚

ただ 途方にくれて零れてくるのは涙だけで

ここにいたら何もかもを傷付けるからだめだよって 誰かが囁いた


さあ また 悪意と混沌の中に帰ろうって 誰かが言ってる
耐えられるか?

という問のため


自分と約束した言葉のため

ひとつの隙もない笑顔で固めて

闘い続けるよ





負けるわけにはいかない