ゴールデンウィークでお出かけの際には乗り物酔い止めを!
今日からゴールデンウィークですヾ(@°▽°@)ノ
やった~
でも私は今日もお仕事
ゴールデンウィーク中も普通どおりお仕事します。
ドラッグストア勤務は好きなので
全然かまいません(^^ゞハイ。
ゴールデンウィークはお出かけする機会も
多くなるかと思いますので、
今日は乗り物酔いについて・・・です。
乗り物酔いの原因については
コチラ
でもお話ししましたが、
乗り物の加速、振動、揺れなどが
三半規管や耳石を通じて脳へ伝えられ、
これが自律神経系の働きを狂わせるようです。
乗り物酔いが子供に多いのは、
自律神経が十分に発達していない不安定な
状態にあるからといわれています。
大人でも自律神経が不安定になるようなこと、
例えば、不規則な生活による寝不足、疲労、
精神的なストレスなどにより、
乗り物酔いを起しやすくなりますのでご注意下さい。
乗り物酔いの恐れがある方は、
乗る30分くらい前に乗り物酔い防止薬(鎮うん薬)を
飲んでおきましょう。
さて、市販で買える乗り物酔い防止薬には、
どのような成分が配合されているのでしょうか?
抗めまい成分
(ジフェニドール塩酸塩)
体の平衡を感じる内耳の働きを調整し、めまいを防止・緩和します。
例:トラベルミンR(エーザイ)
(ほかに、スコポラミン臭化水素酸塩水和物、
無水カフェイン、ピリドキシン塩酸塩を配合)
抗ヒスタミン成分
(ジメンヒドリナート※、
メクリジン塩酸塩※※、
クロルフェニラミンマレイン酸塩)
延髄にある嘔吐中枢への刺激を抑え、胃腸運動を抑制し、吐き気などを防止・緩和します。
※授乳中は服用を避けて下さい
※※例:トラベルミン1(ほかに、スコポラミン臭化水素酸塩水和物)
1日1回の服用で効果があります。
抗コリン成分
(スコポラミン臭化水素酸塩水和物など)
中枢に作用して自律神経系の混乱を軽減し、
消化管の緊張を低下させ、
吐き気などを防止・緩和します。
局所麻酔成分
(アミノ安息香酸エチルなど)
胃粘膜への麻酔作用により嘔吐刺激を和らげ、
吐き気などを防止・緩和します。
鎮静成分
(ブロモバレリル尿素など)
不安や緊張などを和らげ、乗り物酔いの発現を
防止・緩和します。
中枢興奮成分
(カフェイン水和物、無水カフェイン、
ジプロフィリン、テオフィリンなど)
脳に軽い興奮をおこさせて平衡感覚の混乱による
めまいを軽減させ、乗り物酔いに伴う頭痛も
和らげます。
ビタミンB6
(ピリドキシン塩酸塩)
消耗したビタミンを補い、吐き気の防止に
働くことを期待して配合。
薬店では、薬剤師または登録販売者に
服用される年齢(特に15歳未満の方、高齢の方)、
持病(特に、緑内障、排尿困難、心臓病、てんかん、
甲状腺機能亢進症など)、妊娠、授乳中、服用中の薬
などをご相談のうえご購入下さい。
せっかくの楽しい旅行を台無しにしてしまわないよう、
乗り物酔いのリスクを少しでも避けたうえでお出かけ下さいね~