~風の吹くまま、自由気ままな旅を~ -75ページ目

宿情報・モロッコ① ~ティトゥアン、シャウエン、フェズ~


≪ティトゥアン≫

『HOTEL COSMOPOLITA』
住所:不明。Ave.MohammedⅤの一本北の通り。
   歩き方の地図だと、Reginaホテルの右隣のブロック。
料金:ツインのシングルユーズ 100DH
備考:アラブ式トイレ共同
ネット環境:なし
おススメ度:★☆☆☆☆ 最悪


この旅始まって以来、最悪の宿。
ティトゥアン到着が夕方になってしまった僕のせいだが、目ぼしいホテルは全て満室。
やっと見つけたこの宿は、部屋は大きいものの、ベッドや部屋には虫がたくさんおり、最悪。

チェックイン時、シャワーは24hだと言っていたのにもかかわらず、
この宿にはシャワーという設備はなく、アラブ式のトイレの蛇口で体を洗えと。

スークやメインストリートに近く、立地はよいのだが、メリットはそれだけ。
ティトゥアンに泊まるなら、他の宿をおススメ。









≪シャウエン≫

『Pension Souika』
住所:Hay Souika Drb Kadi alami, Chefchaouen, Morocco 91000
   歩き方に載っているモーリタニアホテルの隣。
料金:シングル 70DH
備考:ホットシャワー・洋式トイレ共同、バスタオル付
ネット環境:フリーWi-fi、宿のPC無料(2台)
おススメ度:★★★★★ Great!!


シャウエンのメディナ内にあり、中心のハマン広場まで徒歩1分と好立地。
欧米人に人気の宿らしく、溜まり場となっていた。

部屋は狭いものの、シングルでこの値段なら文句はない。
部屋には扇風機があるため、つけないと暑いが、つければ問題はない。

そのほか、キッチン・冷蔵庫あり。
宿から2軒先に商店があり、22時近くまで営業。
Wi-fiは部屋では繋がりにくいが、共有スペースなら快適にできる。

ティトゥアンの宿の後だったためか、非常に快適だった。
宿の内部もかわいく、タイル張りが美しかった。


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-シャウエン 部屋
シングルの部屋


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-シャウエン 吹き抜け
宿の吹き抜け部分









≪フェズ≫
『HOTEL Renaissance』
住所:不明。新市街のカッタビ通り沿い。ムハンマド5世広場から徒歩2分
料金:ダブルのシングルユーズ 70DH
備考:シャワー・アラブ式トイレ共同(シャワーは有料9DH/回)
ネット環境:なし
おススメ度:★★★☆☆ 普通。


フェズの次の目的地、メルズーガまでのバスのことを考え、新市街で宿を探した。
この宿は、CTMとSupratours(鉄道駅前)のバス停のちょうど中間に位置する。
どちらからも歩けなくはないが、タクシーに乗っても6DHなので、
荷物があるのなら、タクシー利用がおススメ。

設備面は、普通の安宿。
部屋内に電源やWi-fiはないが、部屋は広く、洗面台付き。
まあ、1~2泊であれば問題ない。

ここからメディナまでは、50分くらい歩くので、タクシーが便利。
ブー・ジュルード門まで、所要10分、12DHくらい。

この宿から西へ歩き、アラル・ベン・アブダラー通りという大通りをひたすら南西(西)へ進むと、
「ACIMA」という大型スーパーに至る。徒歩だと所要30分ほど。
日用品なら何でも揃い、大きなリカーショップもある。
メルズーガ方面に行くなら、ここでお酒を買うとよい。


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-フェズ 部屋





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砂漠での生活  ~日中の生活や砂嵐など~


8月の西サハラ砂漠。



日中の気温は50℃を超え、照りつける太陽はまさに灼熱。



どのくらい暑いかというと、



洗濯物を日向に干せば、1時間もかからないうちに乾き、



日陰の部屋の中で、ただ何もしないで座っているだけで汗をかく。



まさにサウナ状態。









『あ~、俺って生きてる』



そう感じられる場所。









砂漠で生きる人々は、皆この気候に逆らわない。



特に夏は、絶対逆らってはいけない。






日中、村の中を歩いても、道には誰もいない。



たまに声が聞こえてきたとしても、それは日陰で座り込んだ人々の声だ。



玄関先の日陰で座っておしゃべりする姿は、



傍から見ると、一見ダラダラしているようでもある。



しかし、これが砂漠での生活なのだ。










僕は日中に、ちょっと昼間の砂漠はどんなもんかという甘い気持ちで、



砂丘の近くまで歩いていったのだが、ものの5分で引き返してきた。


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-昼の砂漠
昼の砂漠は、まさに灼熱地獄









汗びっしょりになるのはもちろん、頭は痛くなるし、



肌は焼けるようにジリジリするし、飛んでくる砂で足を火傷しそうになるし。



ほんととんでもない世界だった。



動くならばやはり夕方18時以降がよい。












砂漠には、暑さ以外にも天敵がある。



それがこれ。


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-砂嵐前
Before


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-砂嵐後
After









そう砂嵐である。



春先に比べれば、夏の砂嵐の回数は少ないらしいが、



それでも週に1~2回はあるらしい。






僕はちょうど滞在中に砂嵐を体験できたのだが、



突風の中に細かい砂が飛んでおり、肌に当たると結構痛い。



あと、砂嵐の中で目や口を開けることは、完全なる自殺行為なので、



絶対やらない方がいい。 ←経験談(笑)



3~4月が一番砂嵐が到来しやすい季節らしいので、この時期の旅行は注意。












砂漠の生活にも慣れ始めた昨日、夕方から砂漠を歩いてみた。



ラクダツアーでは、ほとんどの行程をラクダに任せていたので、



自分の足でしっかり砂漠を踏みしめたかった。






村から砂漠までは歩くと結構あって、一番近い入口まで20分程度。


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-砂漠入口
砂漠の入口









そこから、村から見える一番高い砂丘の頂上を目指す。



サハラ砂漠の砂は、非常に細かく、歩くと砂は表面からずり落ちる。



そのため、サンダルで歩くことは非常に困難で、裸足で歩くことになる。


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-二人と足跡
小高い砂丘を目指して歩く









実際歩いてみると、一見同じように見える砂漠の表面は、



場所によって硬さが違うことがよく分かった。



ただ歩くだけで、足のくるぶしまで埋まるような砂もあれば、



濡れた海岸の砂浜のように、しっかりと踏みしめることができる砂もあった。


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-一面に広がる砂
遠くから見るとどれも同じように見える









村から小高い砂丘までは、目で見ると非常に近かったが、



実際に歩いてみると、けっこう遠い。



遠くからでは見えなかった、途中途中にある小さな砂丘が思ったよりきつく、



一つ一つはそんなに高低差はないが、これが続くとかなりつらい。



ボディブローのように後から効いてくるので、あせらずゆっくり登るのがコツ。


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-斜面
途中の斜面


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-風になびく丘
風と砂が作り出す風景


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-砂の文様
綺麗な砂の紋様









砂丘を登り始めて1時間。



ついに山頂に到着!!


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-頂上
山頂









山頂からはどこまでも続くサハラ砂漠が見えた。



その奥には、アルジェリアまで続く黒砂漠の姿もあり、



登ってきた方向を振り返れば、眼下に僕らの滞在している村があった。


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-山頂からサハラ
どこまでも続くサハラ砂漠


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-山頂から村
僕らが滞在している村












砂漠ってほんとすげぇ~な~!!






心からそう思った。



砂漠に滞在できたことは、マジ一生の想い出です。







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中央アジアで燃え続ける穴 ~日本人宿で知った驚愕の情報~


僕が今泊まっているオーベルジュは日本人宿。



メルズーガから少し離れたHassi labiad村にある『WILDERNESS LODGE』という宿。



Norikoさんという日本人女性が2005年に開いた宿で、



いまや日本人パッカーの間で、モロッコ一有名な宿となっている。






ということで、この宿には多くの旅人が毎日集まる。



今日、そんな砂漠の中の日本人宿で、一緒に滞在している旅人と話をして、



初めて知った驚愕の情報があったので、ご紹介します。












皆さんは中央アジアにあるトルクメニスタンという国を知っていますか?



豊富な石油や天然ガスを埋蔵する国で、国の西側にはカスピ海があり、



アフガニスタン、イラン、ウズベキスタン、カザフスタンと国境を接している。







このトルクメニスタンには、世界で一番危険な穴があるという。



それがこれ。


$~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-tome


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-ana











この穴で燃えているのは天然ガス。



トルクメニスタン大地の地下には、天然ガスが豊富に埋蔵されており、それが炎のもと。



このクレーターがある街の名の「Darvaza」は、トルクメン語で「The Gate(門)」という意味。



まさにその名の通り、「地獄の扉」と呼ばれている恐ろしいクレーターである。



穴の直径は60mあり、40年以上燃え続けているという。












このクレーターの写真を見た時、最初合成かと思ったけど、ホンモノだった・・・



いや~、世界には知らないことがまだまだたくさんあります!!



だから、旅はやめられない ^^v








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この光景に言葉はいらない ~大感動の砂漠ツアー~


砂漠のすぐ横にある村からラクダに乗って、いざ砂漠へ。



日中の砂漠は暑すぎるため、日が沈み始める18時過ぎに村を出発。


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-rakuda
ラクダに乗車


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-ラクダの顔
ラクダのまつげはやっぱり長かったです


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-砂漠2
村から20分ほどで砂漠に突入


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-ラクダの列
こんな風に列を作って進みます


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-ラクダの影
シルエットが綺麗


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-夕景と砂漠
雲の切れ間から見える太陽の光が神々しかった












ラクダに乗って砂漠を歩くこと1時間20分。



今日の寝床に到着です。


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-砂漠と足跡
寝床の裏の砂丘から見たテント。周りには何もない。












この日は残念ながら夕日は雲に隠れて見えなかったけど、



砂丘の上から見た景色はまた素晴らしかった。


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-砂漠の頂上
先客。頂上までは徒歩1時間以上・・・


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-ラクダの軍団 上から
ラクダツアーを上空から見るとこんな感じ



~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-夕飯
砂漠のど真ん中で食べたタジン


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-楽団
夜はベルベル人の音楽を堪能


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-ロウソク
砂漠に埋まったロウソクがまたいい雰囲気











用意された簡易ベットの上に横たわると、そこには・・・


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-星



天の川もはっきり見えるほどの星空で、流れ星もたくさん見れる。



こんなに星を見たのは、初めてかも・・・











砂漠の上で一泊し、朝はお待ちかねのご来光。



朝6時半に自然に目が覚めたので、裏の砂丘へ。



~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-朝の砂丘1
絶景の特等席


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-朝焼け1
だんだんと明るくなってきて・・・


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-朝焼け2 空
空がとてつもなく綺麗だった












そして、ついに・・・


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-朝焼け3 ご来光
この光景に言葉はいらない


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-朝焼け4 
明けまして・・・ってね


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-朝の砂丘2
朝日に照らされた砂丘もまた見事


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-ジャンプ失敗
朝日をバックにジャンプした写真を撮ろうと思ったが、あえなく失敗











朝日を拝んだ後は、暑くならないうちにとっとと村に帰ります。



1泊2日の砂漠ツアー。



といっても、砂漠での滞在時間は12時間くらい。



それでも、砂漠の美しさ、雄大さ、偉大さを体全身で感じることが出来た。










砂漠でのご来光・・・



僕は一生忘れないだろう。


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-ラスト 太陽とラクダ
朝焼けとラクダ







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南へ、南へ、南へ・・・


フェズから夜行バスで11時間。



ひたすら南へ・・・



そして、行き着いた場所は、最果ての場所。


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-標識
メルズーガ


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-道
道中の道












乾燥に強い土と干し草で作られた家々。



殺風景な街並。


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-街並


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-メルズーガ門











そして、遠くに見えるは・・・


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-メル 砂漠


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-砂漠









遂に念願の、砂漠じゃ~!!



ということで、今夜からラクダツアーに行ってきます。











≪アクセス≫


フェズからメルズーガまでは、Supratoursのバスが1日1便夜行で運行。


20時半オフィス前発、所要11時間、料金165DH。


Supratoursは鉄道会社が運営しているので、車内はCTM同様快適。


フェズでの出発場所は、鉄道駅前のガソリンスタンド横のオフィス前。


その他、CTMでメルズーガ手前のリッサニという街まで来て、


そこからグランタクシーに乗り換えてアクセスすることも可能。









★今日の一枚

~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-花火
やっぱり日本の花火はいいっすね





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