写真で振り返る世界一周 Part.4
そういえば、先日UPした『旅で出会った音楽たち』で、紹介してなかった曲を思い出したのでご紹介!!
Rihanna ft. Drake 『What's My Name?』
旅中あんなに耳にしたのに、なんで思い出さなかったんだろう。
初めて聞いたときから、“Oh, na na What's My Name?”が耳から離れなかった曲。
カリブ海のBarbados出身のシンガーで、この曲では透明感のある軽やかな声を披露したRihannaと、
2010年ブレイクしたカナダ出身のDrakeがfeat.した、POP&R&Bのノリの良い曲です^^
さて、今日は南米南部から北中米カリブまでのアメリカ大陸完結編。
圧倒的な大自然の力をまざまざと見せ付けられた、南米南部。
島や島民が持っている優しさ、誇り、気高さに触れることが出来た、年末年始のイースター島。
ラテンの気質が旅人の心にも響き渡る、メキシコ人やキューバ人の陽気さ。
レンタカーの旅の醍醐味を感じさせてくれる、アメリカ南西部の荒涼地帯。
そして、もう一度帰りたくなる島、いや帰らなければならない島、ハワイ。
この5ヶ月間は、日本人の旅友と絡むことが多かったな。
みんなでレンタカーを借りたり、クリスマスパーティーしたり、シェア飯したり・・・
気の合う仲間たちと過ごした毎日は、一生の思い出です^^
≪25カ国目 ボリビア≫
訪問地:サンタクルス、スクレ、ポトシ、ウユニ
一時帰国明けの飛行機で向かったサンタクルス。
サンタクルスに来た理由は、チェ・ゲバラがゲリラ活動を行った場所&埋葬された場所を訪れたかったから。
『1960年頃、世界で一番かっこいい男がチェ・ゲバラだった』とジョン・レノンに称された男の最後の地は、
草木のあまりない乾燥地帯の山間の渓谷だった。
静寂で、埃っぽく、少し寂しさを感じてしまうようなあの場所で、チェ・ゲバラは何を想っていたのだろう。
ボリビアには、その他にも世界一周するなら必ず訪れるウユニ塩湖や鉱山の町・ポトシ、古都・スクレ、
それに今回僕は行っていないが、泥棒市やおばちゃんプロレスで有名なラパスなど、見所のある町満載。
丸々太った体に、三つ編&ハットがトレードマークのインディヘナのおばちゃんたちに、
いつ止まるかも分からない乗車率200%のオンボロバスでの高山移動など、旅の醍醐味も多いボリビア。
南米大陸に行くなら、絶対に寄って欲しい国の一つだ。

旅人の憧れウユニ塩湖。雨季となり湖に水が張る2~4月前半までが旅のベストシーズン。

ポトシ鉱山の鉱山夫たち

チェ・ゲバラの遺体が公開された洗濯台@バジェグランデ

サンタクルス周辺には日系人が多く、沖縄県出身者が特に多い
≪26カ国目 パラグアイ≫
訪問地:エンカルナシオン、イグアス居住区、シウダーデルエステ
南米の小国・パラグアイ。
日本では先日コパアメリカで準優勝したサッカーくらいでしか、その名を聞かないだろう。
そんなパラグアイだが、日本との関係性は非常に深い。
戦争前後に日本から南米に渡った移民はブラジルやペルーが有名だが、
実はここパラグアイにもたくさんの日本人が移住した。
特に、移民政策末期に移住した地・イグアス居住区などでは、いまだ移民1世の方々が現役で活躍されており、
移住当時の様子や移住後どのように生活をしていたかなどの貴重なお話を聞くことが出来る。
遠く南米の地にある昭和の日本を感じさせてくれる町で、大人の夏休みを過ごしてみては?

イグアス居住区には、鳥居の他、野球場や生協など日本的なものがたくさんある

赤土はこの地域特有のもので、農業に適しているそう

パラグアイで唯一の世界遺産、トリニダー遺跡

One+のふとしさんのバースデーパーティー。3日3晩続いたパーティーの真相とは・・・
≪27カ国目 アルゼンチン≫
訪問地:サルタ、カファジャテ、ブエノスアイレス、ウシュアイア、エル・カラファテ
ブラジルほどは大きくないものの、南北に長いアルゼンチン。
北の国境から最南端のウシュアイアまで5000km以上の距離があり、移動するだけでも大変な国。
その分、各地の気候は全く違い、その土地土地では独自の文化が根付いた。
サルタを中心とした北部では、インディヘナの文化を継承する一方、昨今ではワインの産地として有名。
ブエノスアイレスは、“南米のパリ”とも称され、その街並みは欧州そのものといっても過言ではない。
国内一のワイン産地であるメンドーサ周辺は、温暖少雨の地中海性気候のため、別荘地としても有名。
そして南部パタゴニアは、その気候の厳しさゆえ人が住む場所は少ないが、その分手付かずの自然が残っている。
アルゼンチンでぜひ行ってもらいたいのは、ダイナミックな大自然!!
世界最大の水量を誇るイグアスの滝、アウトドアメーカー・パタゴニアのロゴにもなってるフィッツロイ、
大規模な氷河の崩落が見れる・ペリトモレノ、シャチやクジラが観れるプエルトマドリンなど、見所満載!!
これはもう自然派の人は行くっきゃないでしょ^^

ブエノスアイレスのボカ地区にある色彩豊かな家々

イグアスの滝ではボートに乗って、滝の中へGO!!

3つの岩山で有名なフィッツロイ

世界でもこれだけ迫力のある氷河を見れる場所は少ないと思う@ペリトモレノ氷河
≪28カ国目 チリ≫
訪問地:プエルトナタレス、プンタアレーナス、サンティアゴ、ビーニャデルマル、バルパライソ、イースター島
南北に細長い国、チリ。
日本でもワインや昨年の鉱山事故による軌跡の生還、地震大国として有名。
チリといえば、なんといってもモアイのいるイースター島。
その魅力についてはこれまでのランキングでも散々書いてきたが、ほんと魅力たっぷりの島。
その他、パイネなどの自然に、豊かな海から採れる新鮮な魚介類など、様々な魅力があるが、
チリで僕が感じた一番の魅力は、『人の良さ』だと思う。
チリ人は基本的に紳士淑女が多く、何か困っているとすぐに助けてくれる。
こちらが質問するときも受け答えは丁寧で、時にはこちらが恐縮してしまうくらい腰が低い。
物腰の柔らかさが特徴のチリ人。
旅人にとっては、世界でも最も旅のしやすい国のひとつだと思う。

カウントダウン後に打ちあがった新年を祝う花火とモアイ

チリ南部にある、トレッキングの聖地・パイネ

ペンギン天国・マグダレナ島

町中にアートが点在するバルパライソでの一枚@モデル・ゆめどりむしの浩さん
≪29カ国目 メキシコ≫
訪問地:カンクン、プラヤデルカルメン、サンクリ、オアハカ、ウアウトラ、ベラスケス、メキシコシティ
コバルトブルーの海のカリブ海、マヤやアステカなどの古代文明&古代遺跡、先住民の村や民芸品、
ディエゴ・リベラやフリーダ・カーロなどによる絵画、サッカーやルチャリブレの人気スポーツ、
テキーラやタコスなどの特産品、日本のお盆のようだけど明るい行事である死者の日・・・
メキシコの魅力を語りだしたら、たぶんそれだけでひとつの記事になっちゃいそうです(笑)
世界一周した人からの人気が高い、メキシコ。
その理由は、上記に書いたような多様性だと思う。
人それぞれ興味は違うし、旅の目的も違うけど、メキシコならどんな人でも惹きつけちゃう魅力がある。
そう、期待を裏切らない国メキシコ!!
僕が今回、メキシコで一番興味を持ったのが、古くから言い伝えられている『精霊たちの眠る土地』。
普段はあまり霊感を信じない僕だが、この国ではなぜか霊だとか、精霊だとかを自然に受け入れてしまえた。
現代社会ではパワースポットと呼ぶような場所が、たくさん点在しているメキシコ。
超常現象や霊感に興味のある方は、ぜひ行かれてみては??

カリブ海に面するカンクンのホテルゾーンのビーチ

メキシコシティ近郊のテオティワカン遺跡

サンクリ近郊の先住民の村

ディエゴ・リベラの代表作、『アラメダ公園の日曜の午後の夢』
≪30カ国目 キューバ≫
訪問地:ハバナ、サンティアゴデクーバ、バラコア、トリニダー、シエンフエゴス、サンタクララ、
バラデロ、ビニャーレス
大学生の頃からずっと訪れたかった場所、キューバ。
現代社会で異質を放ち続けるキューバという国の魅力に、僕は大いに関心があった。
そして、革命戦士たちが創りあげた社会主義国キューバの姿を、少しでも早く見ておきたかった。
というのも周知の通り、今年の党大会でカストロ議長が正式に引退し、表舞台から姿を消した。
このことによって、いきなりキューバの政策が180度変わるということは考えられないが、
それでも予定通りならこの4月から配給制は無くなり、市場経済の導入が少しずつ進んでいることになっている。
そんな、キューバの変換期ともいえる2011年2月に僕はキューバを訪れた。
キューバは想像通りの国で、建物は古く、車はクラシックカーが今も我が物顔で道を行き来する。
人々は陽気で、音楽と踊りをこよなく愛し、屈託の無い清々しい笑顔が印象的だった。
キューバでの僕の一番の関心は、今のキューバの生活をキューバ人はどう思っているかということ。
現地の一般市民や学校の教師、民宿の経営者、レストランのスタッフなどに話を聞いたが、
みんな口をそろえていう言葉は、『生活は苦しい』ということ。
ただ明日食べるものが無いかといわれればそうではなく、今後の先行きが見えないという意味での話だ。
カストロを始めとする革命戦士の作り上げた政策により、医療・教育は全て無料のキューバ。
政府の人間も一丸となってサトウキビ畑を耕し、タバコを作り、今の世の中を作ってきた。
僕個人の意見としては、たしかに生活は大変そうではあったが、他の途上国と比べれば数段マシ。
特に他国ではよくある政府の癒着や横領がない分、真っ当な国政をしていると僕は感じた。
もちろん、20代で世界一周をできてしまうような豊かな国の人間に言われたくないとは思うが、
冷戦やその後のアメリカとの国交断絶などあったにしても、キューバの政策は評価できると思う。
今後、キューバがどのような国として発展していくのか、僕も大いに関心がある。

50年代の年代モノのクラシックカーが、普通に道を走ってます

ハバナの海岸線、マレコンから見た夕日

別名・ゲバラシティの名を持つサンタクララにある、ゲバラの銅像

トリニダーでは小学校を突撃訪問
≪31カ国目 アメリカ≫
訪問地:L.A.、セドナ、南西部の国立公園、サンタフェ、アルバカーキ、オアフ島、カウアイ島
今回の旅では、アメリカの魅力を再認識した。
南西部を周ったレンタカーの旅では、アメリカの大地の大きさや自然の偉大さを目の当たりにし、
初めて訪れたハワイでは、島々の持つ雄大さや優しさを感じることが出来た。
アメリカの旅でのおススメは、なんといってもレンタカーによる旅。
道路が広く、標識も分かりやすい、フリーウェイ(高速)はタダだし、日本と同じくAT主流。
たぶん、世界で一番運転しやすい国だと思う。
最近、世界一周の人たちの間でも、何人か集まってのアメリカドライブが人気と聞くが、
数人で割れば費用はたいしたこと無いので、ぜひアメリカに行ったらレンタカーを利用して欲しい。
『風の吹くまま、自由気ままな旅を・・・』
このブログのタイトルにもなっているが、言葉通り、そんな旅の醍醐味を味わうことができるでしょう。

パワースポット・セドナでは、パワー注入に失敗・・・(笑)

ハワイといえば、ホノルル。ホノルルといえば、ワイキキ~!!

あんなに飲んでくたばったの久々だよ。みんな、また飲もう^^

春先だったのにまだまだ雪質最高だったマンモスレイク♪♪
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