まさに桃源郷!!標高4,000mの高原をサイクリング&秘湯発見
稲城では、亜丁景区という6,000m級の山岳地域へ、日帰りのトレッキングに行こうと思っていた。
ただYHで情報を集めてみると、亜丁景区へは公共交通機関がなく、チャーターでしかいけないと言う。
稲城から亜丁(ヤディン)景区までは、116km。
往復、タクシー(4人まで)だと600元、ミニバン(7人まで)だと1000元と言われ、
さらに入場料として150元徴収されるらしい。
う~む。
けっこう高い

とりあえず、人数が集まれば安くなるので、YHで人を募ってみる。
欧米人が数人いたので聞いてみるも、すでにみんな行ってきた人。
その他にいたのは、中国人グループ。
彼らはどうやら1泊2日のツアーを組んだらしい。
期待した日本人旅行者は・・・
誰もいなかった(><)
ということで、いきなり八方塞がり。
1人でタクシーをチャーターしてまで行きたくはないし、
YHのスタッフからは『中国人のツアーに便乗すれば?』と言われるが、2日間も行く気はない。
ということで、あっさりあきらめ(笑)
チベット文化圏には、トレッキングではなく、文化と触れ合うためにきたので、
街中で自転車を借りて(20元)、稲城周辺をサイクリングすることに!!
急遽決まった富士山と同じ標高での高山サイクリング。
思いつきでやってみたけど、これが本当によかった^^
4,000m近い標高でサイクリングすることなんてもうないと思うし、何よりここはチベット文化圏。
人々との触れ合いが何より温かく、地元の人に根付くゴンパやマニ塚、白塔なども見れて大満足!!

稲城の町外れ。豚が我が物顔で、道路を横断中。

チベット家屋

稲城の家屋は、新しいものも多かった。建設ラッシュ??

人が集まっていたので、覗いてみると・・・

土で仏具か何かを作成中だった

郊外への道はもちろん未舗装。チャリのサドルが硬くて、しんどかった。

目指すは山の中腹にあるゴンパ(チベット仏教寺院)

途中にあったマニ塚(お経の書かれたマニ石が積まれた塚)とチベット人

風になびく5色の旗

6月ということもあり、郊外に出ると、黄色の花を咲かせる高山植物が一面に広がっていた

空と雲と山と川と草原。これ以上ない、コントラスト^^

川を渡ると、そこからはいよいよ上り坂

傾斜はそこまできつくないものの、ここは4,000mの高山地域。すぐ息が切れます。

途中、振り返って見えた稲城の町。随分、遠くまできたもんだ。

チベット語の石碑。なんて書いてあるか分からないが、『頑張れ』だと思って、自分を励ます。

町を出てから2時間半。ついに、ゴンパに到着!!

色鮮やかなゴンパの門

門の隣にあった、くたびれたマニ車

稲城のゴンパは今、新しく本殿を建設中で、全然見学させてもらえなかった@一応、撮った新本殿の外観

15分ほどの滞在でゴンパを後にし、帰路につく。すると、空が怪しく・・・

そして、突然の豪雨&あられ。山の天気は、ほんとに変わりやすい。

雨の後に広がった青々とした景色。ここは、まさに桃源郷っ!!
こんな東チベットの偏狭の地にもありました、『温泉』!!
しかも、稲城の町よりちょっと登ったところにあるので、富士山より標高が上

まさに、秘湯!!
日本にはない高さの温泉でゆっくり疲れを癒しましょう。

稲城の町からたったの3km。意気揚々とチャリで向かいます。

温泉への道は若干の上り。汗を掻きたくない人は、タクシーがベター。温泉街へはチャリで20分。

汚い温泉が多いらしいが、ここはYHのスタッフにおススメされた温泉(20元)。普通に綺麗だった^^

内部はこんな感じで、十分な広さ。もちろんお湯は毎回入れ替え。唯一残念なのが、洗い場がないこと。

この温泉へのアクセスは、温泉場の入口からこの2股の道を右へ

その後、温泉の流れる水路に沿って行き、その一番奥の左手。大満足な温泉でした^^

帰り道に見た雲。標高の高い場所で見る空は、本当に綺麗!!
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