チベット寺院を初訪問!! ~ソンツェンリン・ゴンパ~ | ~風の吹くまま、自由気ままな旅を~

チベット寺院を初訪問!! ~ソンツェンリン・ゴンパ~



『ゴンパ』



チベット仏教寺院のことをいい、政治、経済、教育、生活、習俗など、



チベット人に昔も今も深く影響を及ぼしている。






ここシャングリラには、雲南省で最大のゴンパ、



ソンツェンリン・ゴンパ(松賛林寺)があり、さっそく訪れてみた。



この旅はもちろん、人生でも初めてのゴンパ訪問だ。









ゴンパへは、古城地域から出てすぐのバス停から、3路のバス(1元)で20分ほど。



このバスの車内で、さっそくチベット人との出会いがあった。



僕を見るや、いきなり話しかけてきたチベット人の男性2人。






大学生くらいであろうか、片言の英語を駆使しながら、僕に話しかけてくる。



僕も、英語と知ってる中国語を駆使しながら、応戦。



はっきり言って半分も理解し合えなかったと思うが、楽しい道中だった。









20分ほどで、なにかのゲートに到着した。



そこで二人のチベット人は、僕に下を向いて静かにしててとジェスチャーをくれた。



何のことだかよく分からなかったが、僕はその通りにした。






その後すぐ、警備員のような人がやって来て、乗客に向かってなにやら話し始めた。



すると、後ろに乗っていた観光客らしき中国人が、警備員に何か言われて、ここで降りた。






次に警備員の目は僕の方に。



何か言い始めたが、チベット人がそれに答えると警備員はすんなりバスを降り、バスは出発した。



僕は何が起こったのか全くわからなかったので、その後下車したところでチベット人から訳を聞いた。






すると、ここはもうゴンパのエリア内だったことが判明。



本来であれば、さっきのゲートで観光客は降り、チケットを購入して、シャトルバスに乗るらしい。



チベット人が『僕らの家に招くんだ』と、警備員に話してくれたおかげで、僕はスルー。






ってなわけで、チベット人のご好意で、タダで入場できちゃいました!!



しかも、後から調べてみたら、チケットの値段は85元(1000円強)・・・。



ラッキー^^









3路のバスの終点はゴンパの麓らしいが、2人は僕をその手前の湖のところで降ろしてくれた。



この湖からのゴンパの景色は綺麗らしく、そこから湖畔沿いにゴンパまで歩けばよいとのこと。



何から何まで、ほんとスイマセン!!



何度もお礼を言って、2人とは別れた。






しょっぱなから好印象なチベット文化圏。



すでに、大好きです^^







2人の言うとおり、湖からの景色は素晴らしかった。



湖には綺麗な遊歩道が整備されており、30分ほどかけてゆっくりゴンパの麓まで歩いた。




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-松 湖の遊歩道




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-松 湖畔越し










ゴンパの麓に着くと、さっそく本殿を見上げてみる。



標高3270mの場所でのこの階段は、なかなかつらいぞ・・・。



まあ、そんなことを言っても始まらないので、さっそく登る。




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-松 外観









境内には、いくつかの殿と僧たちが住む住居がたくさんあった。



大殿と呼ばれる建物にいくつか入ってみたが、まず圧倒されたのが、その鮮やかさ。



殿内は写真禁止のためお伝えできなくて残念だが、



赤を基調にした祭壇や柱、宗教画等は、過去見てきた宗教建物の中でも、際立った華やかさだった。




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-松 本殿




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-松 左の殿




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-松 殿内部
外から撮った内部の様子。雰囲気伝わるかな??










殿内は時計回りに見学するのだが、壁一面には宗教画が描かれていた。



柱や上階部分には鮮やかな色遣いが施されており、本殿の奥には7mはある大仏がどっしりと構える。



祭壇前には、木製の床に座布団が並べられており、それに座って僧たちがお経を唱えていた。




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-松 絵
境内に展示されていた絵。このような絵が、殿内部には一面に描かれている。









僕は、チベット仏教について明るい方でないが、なぜかその光景を見て、心が落ち着いた。



華やかな建物や絵画に囲まれながら、地味な服装をした僧が低い声でお経を唱える。



そのギャップが、なぜかしっくりきた。



なんだかチベット仏教も好きになれそうです^^




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-松 白塔
境内の左手にあった白塔




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-松 タルチョ
何重にも重ねられたタルチョ(健康や長寿を祈る護符旗)




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-松 マニ車を回す女性
マニ車を回しながら祈りを捧げる女性




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-松 団体
ここでも、団体でお越しの漢民族様。団体はいいとしても、拡声器で殿内に入ってくるのは止めてほしい。




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-松 最後にバスから
帰りは麓から3路のバスで古城地域まで。帰りのゲートはノーチェック。









古城地域に戻ってきた後、大亀山公園にあるゴンパにも行ってみた。



ここのゴンパの名物は、巨大マニ車。



町のどこにいても見えるこのマニ車。



30人くらいが一度に回しても、大丈夫そう。




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-寺 ヤク




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-寺 階段




$~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-寺 祭壇




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-寺 本殿




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-寺 マニ車










ちなみにマニ車とは、これを一回まわす毎に、



マニ車の中に巻かれている経文を読んだことになるという宗教具。



手持ちの小さいものから、ここのマニ車のようにみんなで回すものまで、大きさは様々。




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-寺 古城地域の眺め
丘からの眺め。空が綺麗音譜




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-寺 夜景
ちなみに、夜は例のごとくライトアップされます。なんかジオラマか合成CGみたい。










あと、ゴンパの麓に広がる広場で、おススメのイベントあり!!



毎日18時くらいから始まる、よく分からん踊り(笑)



盆踊りとか、木更津のやっさいもっさいみたいな感じなんだけど、



みんなほんと楽しそうに踊ってるの。




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-寺 踊り1




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-寺 踊り2










曲の種類がいくつかあって、なんとアップテンポの曲もあり。



もちろん、そうなると踊りもアップテンポ。



おばあちゃんの俊敏な動き、◎でした^^




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-寺 踊り3




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-寺 踊り4 子供
どう?僕の踊り、完璧でしょ??




~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-寺 踊り 周りの人
夕方の広場は、地元の人の社交場














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