最終日はチャリで大爆走 ~アンコール遺跡小回りコース~
アンコール遺跡観光の最終日。
実はまだちゃんとは観れていないアンコール・ワット、トムの2大遺跡とその周辺の遺跡を周る。
1日目、2日目とトゥクトゥクで周ったため、
この日はまだ一度も乗ってないチャリ(1日US$1.5)でLet's go!!

気温35℃を超える炎天下の中、ママチャリをこぎだす

シェムリの街から遺跡群の園内までは約6km、時間にして30分ほど
≪アンコールトム≫
大きな都市の意の宗教都市。
500リエル札に描かれており、
アンコールトムの中央にあるバイヨン寺院は、「クメールの微笑み」をたたえた観世音菩薩で知られる。
仏教寺院だが、ヒンドゥ教も混在していて、
寺院内の様式は、塔と回廊を重ねながら中央祠堂に向かってそびえるピラミッド型。
塔の頂には微妙に異なる表情を浮かべる四面の観世音菩薩(全部で196)が刻れている。


・第一回廊
チャンパ軍との戦いやクメール人の内乱など戦いに関するレリーフが多い。
南面にはワニや虎がいたり、北面には曲芸師がいたりと、なかなか面白い。
・第二回廊
ヒンドゥ教の神々(シヴァ神やヴィシュヌ神(4本の腕)など)が出てくるレリーフが多い。
※ヒンドゥ教三大主神は上の二つとブラフマー神






・上部テラスと中央祠堂
最上階は石を敷き詰めたテラスになっている。


≪トムマノン≫
勝利の門から東へ500m。
女神デヴァターの美しいレリーフが残っている。


≪チャウ・サイ・テヴォダ≫
円柱に支えられた空中参道が美しい。

≪タ・ケウ≫
レリーフが少ない重厚な寺院。
元々はシヴァ神を祀るヒンドゥ教寺院として建てられたが、王の死や内戦により未完のままとなった。
クメール建築初の回廊を備えた寺院で、急勾配の階段を上ると5つの祠堂が建っている。


≪バンテアイ・クデイ≫
バイヨン様式の大規模仏教寺院。
アプサラが舞う踊り子のテラスが良かった。





≪プラサット・クラヴァン≫
祠堂内に描かれた3体のヴィシュヌ神が有名。



≪アンコールワット≫
12世紀にスールヤヴァルマン2世が約30年を費やして建造した、クメール建築の最高傑作。
ヴィシュヌ神を祀るヒンドゥ教寺院であり、王の墳墓でもあったといわれている。
のちに仏教寺院に改修され、現在はヴィシュヌ神ではなく、仏像が祀られている。
堀と石壁、さらには3重の回廊に囲まれた中央に本殿が建つ。

アンコールワットに着く直前から降り出した大雨・・・チャリの場合はカッパ必携

カッパがない人も、遺跡内の陽気な売り子たちから買えます
・第一回廊
全長760mもある巨大レリーフは圧巻。
インドの叙事詩や神話など、東西南北の壁に2作ずつ、計8つの物語が展開されている。
『マハーバーラタ』や『ラーマーヤナ』の一説、
天国と地獄(天国、裁定に向かう世界、地獄の3層)を描いたレリーフなど、興味をそそるものばかりだった。


・十字回廊
第一と第二回廊をつなぐ回廊。
四方に沐浴するための4つの池があったが、今は水はない。
回廊の天井には色彩が残り、花形の文様も美しい。
江戸時代初期に訪れた森本右近太夫下一房の墨書あり。


・第二回廊
内部は簡素だが、外側に広がるレリーフは綺麗。
様々なポーズをとるデヴァターに出会える。


・第三回廊
中央祠堂を囲むように4つの脇祠堂がそびえる。
ここにも通路の両側に4つの聖池跡が見られる。
※入場は8~11時、14~17時半のみ

・中央祠堂
今は中に入ることができない。
尖塔の高さは65mで、内部には以前はビシュヌ神が祀られていたが、今は仏像が鎮座している。

アンコール遺跡を満喫した3日間。
暑いし、最終日はスコールにもうたれたけど、ほんと充実した遺跡観光だった。
1日券でも主たる場所だけなら巡れるけど、
やっぱり3日はかけて、ゆっくり&じっくり周るのがおススメです!!
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