これぞブラジルサッカー 超興奮のサン・サンダービー!!
先に結論から言ってしまうが、ブラジルで2回目の観戦となった今回は、
“これぞブラジルサッカー”と思わせるプレイを存分に見ることができた^^
今回観戦した試合は、サンパウロFCとサントスFCのサン・サンダービー。
双方ともサンパウロ州に属するため、昔から州選手権などで死闘を演じてきた。
サンパウロFCは、今期は低迷しているものの、過去にトヨタ杯を3度制した名門であり、
僕が大好きなGKロジェリオ・セニやスペインで活躍したリカルド・オリベイラなどが所属している。
一方のサントスFCは、以前カズや前園がいた所属していたことで、日本でも有名。
最近は、最も旬な若手が集まるチームとして欧州からも注目されており、
欧州のビッグチームが獲得を狙う、パウロ・エンリケ・ガンソやネイマールがスタメンを連ねる。
※ガンソ(22歳)、ネイマール(18歳)共に、先日のアメリカ戦でA代表デビューしており、
自国開催の14年W杯の中心選手として期待されている
両チームとも攻撃的なサッカーが魅力のため、打ち合いとなるのは必至な試合であり、
どちらが打ち勝つかに、注目が集まっていた。

試合会場は、モルンビー・スタジアム

イザコザを避けるため、サントスサポーターは後からの入場

警官の数が半端なかった

厳重なボディチェック

試合開始前のピッチ

サンパウロでは、試合の前に国歌斉唱が義務付けられている
試合は、僕たちの期待を裏切らず、序盤からガンガンゴールが決まる。
前半だけで3-2と5つのゴールが生まれ、後半にもスコアが動く試合展開。
しかも、試合終了直前のロスタイムに決勝ゴールを決めたのが、
1人退場となり10人で戦っていた、ホームのサンパウロFCだったため、サポーターは大興奮!!
決勝ゴールを決めた瞬間は、まさにスタジアム全体が揺れました

※試合結果は、サンパウロFC 4-3 サントスFC
“心の底から熱くなる”
まさにそんな試合だった。
前回のリオでの試合とは違い、前線でガンガン仕掛け合う両チームの戦いは、
まさに僕がイメージしていたブラジルサッカーで、僕的にも大満足

さらに、前回に続き、ホームのチームが上位チームを喰う結果となったので、
喜びを爆発させたサポーターたちを見ることができたのも、良かった。
サンパウロFCは、元々高級スポーツクラブのサッカー部門として創立されたため、
サポーターは比較的おとなしい方だと聞いていた。
ただ、今日の試合を見るに限ってはそんなことはなく、
アウェイのサントスFCをガンガン挑発するし、アウェイ席に向かってはF○CKしまくってたし(笑)

なにかあるたびに、アウェイ席に向かってブーイング

おっちゃんたち・・・楽しそうだね^^
前半の勝ち越しゴール後の客席。みんなF○CKしすぎ

さらに、今回の試合会場で多く目に付いたのが、圧倒的な女性パワー。
老若関係なく、たくさんの女性サポーターが応援しにきており、
歓声どころか、男性に交じって大声で野次まで飛ばしていた。

ピッチサイドだったこともあり、女性のサポーターも多かった

分かりにくくて申し訳ないが、2人の男性の奥で客席を煽る女の子たち
恐るべき女性パワー・・・

さすが、実社会でも女性がたくさん活躍する、サンパウロ市のサポーターである。
今回、リオとサンパウロで2試合観戦したが、
どちらも地元チームを応援するサポーターたちの熱い魂を、存分に感じることができた。
『サッカーはブラジル人にとって生活の一部だ』
と、昔からよく聞いていたが、本当にその通りだと思う。
自国のビッグゲームがある度に、その日が祝日になる国なんて、そうはないだろう。
2014年には、W杯開催が控えるブラジル。
他国開催でのW杯の時でさえ、世界で一番“お祭り騒ぎ”になる国として有名なブラジル。
64年ぶりの自国開催では、どんな騒ぎになることやら・・・
次、ブラジルを訪れるとしたら、絶対この時期やね!!
試合終了のホイッスルと共に大合唱するサポーター
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