アマゾン川クルーズ 終点の街・ベレン
マナウスのフェリーターミナルを出港してから92時間後。
午前8時に、『Amazon Star』号は無事ベレンの港へと到着した。
到着したベレンの港は・・・
倉庫のようなしょぼさ(笑)
アマゾン川流域最大都市の港がこんなんでいいのだろうか・・・

倉庫??って思える港・・・

5日間共にした『Amazon Star』号ともお別れ
港を出ると僕はすぐに長距離バスターミナルに向かった。
僕はこのままベレンには泊まらず、サン・ルイス、
さらにはバヘリーニャスまで移動するつもりだ。
ギアナ、アマゾンとジャングルの中にずっといたので、
少しでも早く海沿いに出たくて、先を急いだ。
港からは、出口をでてすぐ右にあるバス停から路線バスに乗って、
バスターミナルへ向かった。
僕が乗ったバスの番号316、料金R$1.85、所要15分。

必要なものは何でも揃っていた大きなバスターミナル
バスターミナルに着くと、さっそくバスの時間を調べる。
サン・ルイス行きは、Transbraliana社とBoo Esperanca社が運行している。
所要時間はどちらも12時間で、料金と出発時刻は以下の通り。
Transbraliana社:20時発 R$93
Boo Esperanca社:6時半、9時発 R$108 / 19時発 R$98.5
Transbraliana社のほうが安かったが、サン・ルイスでのバスの接続が心配だったので、
少しでも早く着くよう、Boo Esperanca社の19時発のバスチケットを買った。
その後、ターミナル内の荷物預かり所(24h)でバックパックを預け(R$3.3)、
日中は暇なので、さっそく市内観光へと出かけた。
ベレンの街は、別名・マンゴーの街といわれるように、
街中には、樹齢100年は優に超えるであろうマンゴーの木がたくさんあった。
少し街を歩くと、この街もマナウス同様、欧風な建物が多いのに気づく。
熱帯地方特有のジメジメとした暑さの中に佇む欧風建築は、少し不思議な感じだった。

建物で言うと6階建てに相当した大きなマンゴーの木

食べごろまでもう少し・・・

欧風建築の家

バスターミナル近くにあった市場

選挙が近いのか、暴走族みたいのがいっぱいいた。W杯優勝時の熱いマドリッドの夜を思い出す。
ベレン街歩き
≪ヘプブリカ広場とパス劇場≫
街の中心となるのがヘプブリカ(リパブリック)広場。
ただの変哲もない公園だが、日曜だったためか出店が多く、人がたくさんいた。

ヘプブリカ広場

広場の南側に建つパス劇場
≪ナザレ大聖堂≫
バチカンのサンピエトロ寺院を模して建てられたという教会。
でもまあ、期待のしすぎは禁物です(笑)
それでも普通にイチ教会としてみるなら、なかなかのもの。
装飾はもちろん、ステンドが淡い色で統一されていて、優しさに溢れていた。
ブラジル3大祭りの一つ『ナザレ大祭』が2週間後に控えていたため、
教会内や近くの広場ではすでに準備が進められていた。
10月の第2土曜の夜と日曜に祭典があり、
それ以後も2週間ほどお祭り騒ぎが続くので、これからブラジルに来る人はCheck!!

外観

内部

ステンドグラス

お祭りのポスター

お祭りに向けて遊園地も。ただ絶対乗りたくないな、この観覧車・・・
≪エミリオ・ゴエルジ博物館≫ ※おススメ
アマゾンの動植物を気軽に見れる公園があると聞き、訪れたのがここ。
入口でR$2を払い中に入ると、ここは公園ではなくMuseu(博物館)だということに気づく。
気軽に散歩気分で訪れた場所だったが、けっこう凄い。
ジャングルの中ではその姿を見れなかった貴重な動物たちの檻が並び、
遊歩道は、ここはジャングルかと見間違えるほどの緑の深さだった。
日の光が届きにくいジャングル遊歩道の中で、鳥やサル達の鳴き声を聞いていると、
ジャングルの中で過ごしたあの一夜に、タイムスリップしたような気分になった。

入場料はR$2と良心的

園内は、まるでジャングル

木漏れ日の少なさも、本物のジャングルのようだった

ジャガー君

ワニ君

声は何度も聞いたのに、ジャングルでは会えなかったサル

サルは子供達に大人気

スッポンのようなカメ

鳥くん

鳥くん その2

オオオニバスの池

なんとジャングルでは見れなかった花を見ることができた。ガイドの言ったとおり綺麗だった。

日曜日だったので、家族連れがたくさんいた
≪スーパー Y.YAMADA≫
ベレンの庶民の味方といえば、スーパー『Y.YAMADA』。
名前の由来は知らないが、日系の食材も売っており、見ているだけでも楽しかった。

小型店は、いたるところにあった

大型スーパー

店内には日本食が・・・

やばい、ヨダレが止まらない・・・
≪汎アマゾニア日伯協会≫
『Y.YAMADA』で日本食を見ていたら、無性に日本食が食べたくなり、
この協会の敷地内にある博多というお店に向かった。
だが、オープンは18時半ということで、19時のバスに乗る僕は・・・(泣)

日本とアマゾンとの架け橋になっている協会
≪マック≫
Nazare通りにあったマック。
朝食&Wifiをしに訪れたのだが・・・
ソーセージエッグマフィンとコーラMで、驚愕のR$11(約550円)!!
ブラジルのマック、高すぎでしょ。

外観

注文すればWifiの1時間無料券をくれる
こんな感じで市内観光をざっとして、19時前にバスターミナルへ戻った。
Boo Esperanca社のバスは、車体はチョイ古めだったが、トイレ付のセミレイト。
室温はちょうど良く、快適に眠れそう^^
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