ひょんなことから現地NGOの植林活動に参加 ~野生のゾウガメ発見!!~ | ~風の吹くまま、自由気ままな旅を~

ひょんなことから現地NGOの植林活動に参加 ~野生のゾウガメ発見!!~



先日のダーウィン研究所で、人生初のゾウガメを見た。



次なる目標は、『野生のゾウガメ』を見ること!!



ただし、ここサンタクルス島で野生のゾウガメを見るためには、



highlandと呼ばれる標高の高い場所のゾウガメ保護区まで行かなければならない。



その中でも“RANCHO PRIMICIAS”という場所では、一面にゾウガメがいるらしい。



聞いただけでもワクワクです^^









ただ、“RANCHO PRIMICIAS”まで行くには、けっこうめんどくさい。



“RANCHO PRIMICIAS”までの行き方は3つ。



1つ目はツアー。



これが手っ取り早いのだが、ここ以外に島内の見所をいくつか回るツアーに参加する必要がある。



あとは、バスで幹線道路沿いの近くのバス停まで行き1時間以上歩くか、タクシーのチャーター。



人数が集まればタクシー代($25)を割れるんだけど、生憎今回行くのは僕一人。



『どうしよっかな~』と考えていると、そこに神の一声が・・・









僕が滞在している宿の下の階に住むJICAの方から、



ちょうど今そっちのほうで植林活動をやっているから、一緒に行きますか、と。









まさに、神降臨!!










二つ返事で即答し、お礼を言う。



さらに植林活動にも興味があったので、そちらにも同行させてもらうことに。



いや~、運がいい。









ということで、現地NGOの植林活動に地元の高校生たちと参加した。



朝、車で市街からhighlandへ車を出してもらって、まずは準備のため事務所へ。



そこで長靴を借り、いざ出発!!


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-NGOの建物
現地NGOの建物


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-道
幹線道路を離れると、こんな道。よかった歩かなくて。


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-ピックアップの後ろ
ひさびさにピックアップの後ろに乗った












NGOの建物からさらに森の中に入ること15分、作業場に到着。


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-苗を育てる植林場
作業場













このNGOが植林しているのは、『スカレシア』と呼ばれるキク科に属するガラパゴスの固有種で、



キク科でありながら、高さ十数mにも成長する木である。



昔はこのスカレシアの木の森がそこら中にあったが、



人々の暮らしに役に立たない木であったため、多くを伐採してしまった。









しかし、ガラパゴスの動植物にとっては重要な役割を担っていた木で、



伐採してしまったせいで、生態系に大きな影響を及ぼしてしまった。



そこでこのNGOは植林をすることにより、ガラパゴスの森林を元に戻そうとしているのだ。


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-スカレシア
スカレシア












今日の仕事は、植林作業の中でも一番地味だが重要な、土と苗の土台作り。



枯れ葉牛糞などを使い肥料を作り、その土を苗用のビニールに詰める作業だ。



~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-袋の再利用
①苗用の袋を再利用するため、まずは前回の土を取り出す


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-落ち葉を細かくする
②集めた枯れ葉を金網を使って細かくする。一番の重労働。


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-糞を細かく
③乾燥させた牛糞を細かくする


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-肥料を山へ
④細かくなった枯れ葉や牛糞を、土や砂利と一緒にし、


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-土を混ぜる
⑤混ぜる


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-土を詰める
⑥混ぜた土を袋へ詰める


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-苗
この土を使って苗を育てる


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-苗2
順調な成長具合


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-畑
作業場の隣には畑もあり、様々な作物も作っている


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-おやつ
おやつタイム












いや~、ひさびさに野良仕事をしたね。



おかげで、半日しか働いてないのに、腰が痛い(><)



年ですね、もう(笑)



でも、やっぱり農作業でかく汗は気持ちいい!!



地元の高校生とも交流できたし、楽しいひと時でした。












野良仕事の後は、いよいよ野生のゾウガメ探し。



ゾウガメは“RANCHO PRIMICIAS”に行ってからと思っていたが、



休み時間に作業場の周りをぶらついたら、普通にいた(笑)



まあ、実はそれもそのはずで、この作業場もゾウガメ保護区域内にあったらしい。


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-カメ探し
この写真の中にゾウガメがいます。さあ、どこでしょう??


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-ゾウガメ1匹
答えは写真真ん中。野生のゾウガメは警戒心が強く、1mくらいの距離で首をすくめる。


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-ゾウガメの池
水溜りにいたゾウガメたち


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-牛
近くには牛も・・・


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-牛アップ
馬のような精悍な顔












野生のゾウガメは見たが、辺り一面のゾウガメは一度見てみたかったので、



いよいよ“RANCHO PRIMICIAS”へ。



ここは本来であれば入場料が$3必要だが、JICAの方が顔見知りだったため、タダで入れた。



ほんと何から何までスイマセン。


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-R ゾウガメたち
草原の至るところにゾウガメが・・・


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-R 草を食べるゾウガメ
食事中のゾウガメ


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-R 完全ガードのカメ
警戒心が強く、完全ガードのゾウガメ


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-R 若い
ゾウガメの年齢の簡単な見分け方は甲羅の模様。はっきりしてる方が若い。


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-R おばあちゃん
これはおばあちゃん亀


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-RANCHO PRIMICIAS
ここには3年前にピースボートの人々が植えたスカレシアがあり、順調に育っている


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-R カメの甲羅
ここでの目玉は、ホンモノの亀の甲羅がおいてあり、甲羅の中に入れる


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-R オスのカメの甲羅
この甲羅は、腹にくぼみがあるのでオスのものだと分かる(交尾の時に上に乗るため凹みがある)


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-R カメの甲羅で遊ぶ
甲羅はけっこう重く、とても亀仙人みたいにはなれません(笑)











う~ん。



何度見ても、ゾウガメって・・・








癒される~










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