事件の連続!! ~驚愕のガラパゴス ゴードン・ロックダイビング~
ガラパゴスではクルーズ船に乗るか、日帰りダイビングにするか、かなり迷っていた。
到着初日、さっそくいくつかのダイビングショップにて、聞き込みを開始。
結論から言うと、今の時期はクルーズ船はイマイチらしい。
8月後半から、船の多くはドックに入るため、航行していない船も多く、
さらにこの時期は、海の中も陸の上も、遠くまで行ってもそんなに変わらないらしい。
もちろん、アカアシカツオドリ(ヘノベサ島でしか見れない赤足の鳥)が絶対見たいとかなら、
クルーズ船に乗らないとだが、僕はそんなに興味なし。
ということで、近場でのダイビングをすることにした。
僕が潜りたかったポイントは、ゴードン・ロック。
サンタクルス島の東側にある、海面からそびえ立った荒々しい岩のポイントで、
ハンマーヘッドやマンタ、ガラパゴスシャーク、ヒレナガカンパチなどに加え、
時期によってはジンベエザメもしばしば現れるとのこと。
う~ん、楽しそう。
ということで、今度はゴードン・ロックンへ行く日帰りツアーに絞って、探しに行く。
値段を聞いてみるとだいたい$115~125で、内容も大差なし。
あとはソフト面ということで、気になる装備やツアーのメンバー構成を聞く。
んで、結局港からすぐのアルバトロスツアーに決めた。
決め手は、5mmのショート+7.5mmのロングのウェット重ね着を快諾してくれたことと、
メンバーが僕を含めて5人と少人数で、全員それなりの経験者だったこと。
料金は$120で、催行は明日。
到着日の翌日とハードなスケジュールだが、最近海が落ち着いてるらしいので、
行くなら海が変わらないうちの方がよいとのことで、即決。
そして、翌朝。
朝から雨だった・・・。
しかし、出航後すぐに晴れ間がのぞき、一安心。
どうもこの時期のサンタクルス島の南部は、朝はいつも雨らしい。
港からポイントまでは1時間の移動で、
まずはチェックダイブをするため、ノースプラサ島を目指す。
アシカもお見送り
安全のため、ライフジャケットは必須
沖に停泊していた帆船
鳥山
ノースプラサ島
海の色が綺麗
まずはチェックダイブということで、基本スキルのチェック。
みんな順調にこなしていく中、いよいよ僕の番。
マスククリアのため、マスクに水を入れると、いきなりイントラのベルが鳴った。
『え?俺なんかしたか?』と思いながらも、すぐマスクから水を抜くと・・・
遠くに見覚えのあるシルエット・・・
チェックダイブもそっちのけに、みんな我先にと泳ぐ。
てか、一番最初にイントラが向かってた(笑)
!!!
マンタじゃ~
まさか、チェックダイブでマンタに会えるとは。
なんだこの海は。
マンタを見たことで、すっかりみんなテンション↑↑。
早速みんなで記念撮影
これは、ゴードン・ロックも期待できそう。
ノースプラサ島から船で10分ほどで、ゴードン・ロックに到着。
ノースプラサ島から見たゴードン・ロック
大中小3つの岩があり、その間にダイブする
まずは、1本目。
ボートからバックロールで飛び込み、潜行すると・・・
はい、いきなりキマした!!
驚く僕が見た先には・・・
おっ
この頭の形は・・・
キター!! ハンマーさっそくゲット。
すごいぞ、この海!!
そのほかにも、色々な魚を見れた。
トビエイ
エイ
エイ・エイ
バラクーダ
群れの中へ
ウミガメ
そんな海の中で、遊んで、
遊んで、
遊ぶ、大人たち。
ということで、大満足の1本目終了。
海の穏やかなノースプラサ島に戻り、お昼休憩。
まったりタイム
そして、2本目。
2本目も、いきなりハンマーがお出迎え
う~ん、独特の形
泳ぎはとってもスマート
このイントラ、エイ好きやね
名前分からんかったでかい魚
ウミガメは下からのシルエットが美しい
懲りずに遊ぶ
遊ぶ
そして、遊ぶ
ダイビングも終盤になり、いよいよ上がろうかとした時に、事件発生。
最後まで潜っていた4人(マスターダイバー2人にイントラ、僕)の中で、
一番エアーが少なかったのは僕。
途中、寒すぎてエアーを大量消費したのが原因。
※エアーの消費が早かった2人は、先に浮上
なんで僕のエアーに合わせて、みんなで浮上していた。
水深10mのところになって、目の前をウミガメとハンマーが通過。
すると、イントラがカメラを片手に猛追。
え~!!! ((((((ノ゚⊿゚)ノ
しょうがないので、みんなで追う。
みるみる減っていく、僕のエアー。
良い写真が撮れたらしく、満面の笑みで帰ってきたイントラ。
そのときの写真たち
たしかに・・・
良い写真だけどさ・・・
ということで・・・
初めて訓練以外で使いました、オクトパス・・・
まあ、無事何事もなかったからいいですが・・・
※エアー残量はまだあったものの、緊急時に備えて人のエアーを借りています
バディのオクトパス。しかも、面白がって撮影するイントラ、応えるうちら。
ということで、無事ダイビング終了。
天候にも魚たちにも恵まれ、良いダイビングでした。
帰り道に見たサンタフェ島
朝とは打って変わって、快晴だった港
≪ダイビングコンディション≫
天候:晴れ時々曇り
気温:27℃ (日差しが強烈のため、体感はもっと高い)
水温:18~22℃
透明度:8~10m
最大深度:25m
カレント:あり
スタイル:ドリフト
ウェット:5mmのショート+7.5mmのロング
装着小物:フード、グローブ(厚手の軍手??)、ブーツ
寒い寒いと聞いていた、ガラパゴスの海。
やっぱり寒かった(笑)
僕はウェットの重ね着をしたので幾分マシだったが、それでも寒い。
ドライが恋しい感じ。
一緒に潜った欧米人は5mmのみだったけど、相変わらず平気そうだった。
あと、こういった観光地ではしょうがないことだが、
ADWにバディのみで浮上させたり、エアーもバディのオクトパスがあるから問題ない的な考えなど、
けっこうアバウトなので、多少の注意は必要。
それとこれはどこでもそうだが、欧米人とのグループだと、どうしても大物狙い。
チンアナゴや岩場に隠れた生物には、誰も興味なし。 ※もちろんイントラも
誰か一緒にミクロ系散策しませんか?
せがんで撮影してもらったチンアナゴ。明らかなる手抜き写真。
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