南米での運は全て使い切ったかも・・・ ~奇跡のアップグレード~
マドリッドからグアヤキルへ飛ぶ朝。
いよいよ南米へ行くんだというワクワク感で、高揚しながら空港へ。
いつもの通り、2時間前にチェックインし、免税品をぶらっと見てから、搭乗口へ。
近年オープンした真新しいT4ターミナル
ほんと無駄にでかかった
スペインのナショナルフラッグ・イベリア航空の機体にはW杯チャンピオンの文字が・・・
搭乗口につくと、さすがエクアドル行きだけのことはあり、もう人種が違う。
ほとんどの乗客は、メスティソ(スペイン人と南米の先住民との混血)だった。
う~ん、すでに南米の雰囲気。
そんな雰囲気の中、搭乗ゲートが開くのを待っていると、カウンターから声が・・・
『Senor Tsukasa, Senor Tsukasa, Japones』
んっ?
俺、呼ばれてる??
『何かしたっけな~』と思いつつも、カウンターへ。
すると、カウンターのお兄ちゃんが、めっちゃ早いスペイン語で話し始めた。
やばい、全然理解できない・・・。
困惑した顔を悟ったのか、すると彼は英語で、
『You, UPgrade, Business class, OK?』
∑(゚Д゚)
『えっ、ビジネスクラス??』
思わず、日本語で言っちゃったよ(笑)
理由は分からなかったけど、どうやらホントだそうです。
手書きで書き換えられた座席番号
『おいおい。いいのかな~』
と思わず自問自答してしまったが、なんという幸運!!
お兄ちゃんに誘導されるがまま、優先搭乗のゲートへ。
機内に入ると、なんとも言えない広々としたスペースが、僕を待っていた。
広くてフカフカした座席
テレビモニターはPC画面並み
フラットはもちろん、マッサージ機能まで
ゆったりとしたビジネスクラスのスペース
海外の長距離線で、ビジネスクラスに乗るのはこれが2回目。
1回目はメキシコからペルーへのフライトで、マイレージを利用した。
んっ??
そういえば、前回も南米インのフライトだったな。
なんだか不思議な縁を感じる、南米線。
席に着いてゆっくりしていると、運ばれてきたのは・・・
ウェルカムドリンクのシャンパン
シャンパンの後には、アメニティグッズが配られた。
ポーチ
中身は、アイマスクや耳栓、美容液など
スキンケア系は全てロクシタンでした
そして、いよいよ食事の時間。
高級レストランのようなメニューが配られます。
昼食のメインは3品からチョイス
メニューにはワインリストまで
どれも美味しそうで目移りしたが、サーモンのムニエルと白ワインをオーダー。
料理もさることながら、ワインがうまかった~
夕食はチキンの包み焼き
食事が終われば、睡眠タイム。
せっかくなので、座席の機能をとことん使いこなしてやりました。
フラットに倒して、マッサージを受けながら、ブエナ・ビスタ・ソシアルクラブを観る
フラットにするとこんな感じ モデル:ロベルトさん
今回の飛行機には一人で搭乗されてる方が多く、時間が経つにつれ、自然と会話が始まった。
僕も隣のマリアさんや逆サイのロベルトさんと色々話した。
とても上品な方々で、お二方とも会社の経営者だった。
会話の中で『僕は無職で、今は旅人です』と告げると、目を丸くして驚いていた(笑)
まあ、そりゃそうだ。
なんでそんな人がここにって感じですよね。
自然に会話が始まるこういった雰囲気が、ビジネスクラスのいつもの姿なのかは分からないが、
機内はかなりオープンな世界で、ビジネスクラスは社交場であることを改めて感じた。
次は、ちゃんと自分の力で乗りに来よう。
そう、心に誓う。
いつもは長く感じる13時間のフライトは、ビジネスクラスのサービスと、
周りの方々の気さくさもあって、あっという間だった。
空港に着き、出国ゲートを出ると、外には有名人でも来るのかと思うほどの人だかり。
うん、南米に来たっていう感じ
ちなみに、今夜の寝床はここ。
深夜近くに着く予定だったので、まあいわゆる空港泊です。
幸せだった機内から1時間、早くも現実が・・・
あのフルフラットのシートが早くも懐かしい。
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