欧州の移動は空を飛べ!! ~格安航空会社を活用せよ~
リスボンからマドリッドに戻ってきました。
この旅で3度目、人生的には7度目のマドリッド。
さすがに、もうやることないよ・・・(笑)
今回、マドリッドに来た理由は、南米に飛ぶため。
そうです。
いよいよ明日から南米です!!
今回の旅のメインである南米。
思いっきり楽しんできま~す♪♪
ということで、長かった欧州・中東・北アフリカ地域の旅は、今日で終了。
『旅の第一章・完』といったところでしょうか。
ヴェネツィアでスリ未遂(カメラが壊れる)はあったが、
それ以外にはほんと何もなく、無事4ヶ月半の旅を終えられたことに、まずは感謝。
旅中に出会ったみなさん、日本からいつもブログを見てくれているみなさん、
応援、叱咤激励など、ほんとにほんとにありがとうございました。
これからも、無事故無違反で頑張ります!!
さて今回、欧州を旅をしてみて、欧州の旅のスタイルは完全に変わったなと改めて実感した。
その大きな要因は、今更かもしれないが、格安航空会社(LCC)の定着。
旅中に出会う旅人たちは、ほとんどの人がLCCを使っており、
特に欧州内在住者は、週末の旅行でも手荷物一つで海外に飛んでいた。
東欧の雄・Wizz air
ちなみに、格安航空会社とは、
簡素化されたサービス、代理店を通さない販売スタイル、機内での飲食物有料化など、
様々なコスト削減によって、既存の大手航空会社より安い運賃を提供する会社のこと。
日本でも数年前から話題になり、今では多くの旅人が使用している。
ライアンエアーの搭乗券は、自分がプリントアウトしたもの
Wizzにいたっては、もはやレシートです
ライアンエアーの機内
格安航空会社を使うメリットは、もちろん料金が安いこと。
航空券の料金は大手航空会社の3~10分の1程度で、
数ヶ月前に予約すれば、航空券の料金は限りなく0円に近いこともある。
ようは、TAXや空港使用料のみで乗れてしまうのである。
従来は、早さを取るなら飛行機だが、安さならバス、という考えが一般的だったが、
格安航空会社が台頭してきてからは、早さも安さも飛行機、と考えられるようになった。
もちろんデメリットもある。
サービス面の欠如や使用する空港が遠い、遅延が多い、預け荷物は別料金など、
あげ始めるとけっこうきりがない。
まあ、安いので仕方ないとは思うが・・・。
ただ、使用する空港については、大手が飛んでいない空港を多用したりもするので、
逆に都合がいい場合(マラケシュやセビリアなど)もあったりする。
市内から近く、便利なマラケシュ空港
少し離れた空港へは、市街から飛行機の発着時間に合わせバスが運行
今回の旅で、僕は4回格安航空会社を利用(未使用も含めれば5回)した。
①ロンドン-レイキャビク(3h) Iceland Express $379(往復)
②カトヴィツェ-マドリッド(2.5h) Wizz air €47.74(片道)
③マラケシュ-セビリア(1.5h) Lyanair 466DH(片道)
④マドリッド-マラケシュ(2h) Easyjet €43.49(片道) ※破棄したため未使用
※上記は全て、1個の預け荷物代・TAX込みの総額表記
②~④は5000円前後、①に至ってはそれなりの額になっており、激安ではないが、
他の交通機関を選んだ場合のことを考えれば安いし、なにより早い。
上記の予約は、ほとんどが1ヶ月くらい前にしたものだ。
もっと前に予約すれば、料金はさらに安くなるだろう。
バックパッカーの中には、1ヶ月以上も前から飛行機の予約をすることは、
正直予定が読めないから怖い、という人も多いだろう。
ただそんな人にも、例えば絶対行きたいお祭り(日にちが確定している行事)の街への移動等、
ある程度読める区間もあると思う。 ※僕の場合、スペインの牛追い祭り
それに、もし予定が変わって飛行機に乗れなくなってしまっても、損害は数千円である。
『それだったら、最初から捨てる覚悟で買ってもいいのでは?』と、僕は思う。
まあその言葉通り、W杯決勝を観戦するため、チケットを捨てることになったが・・・。
旅のスタイルは人それぞれだし、考え方も人それぞれある。
この格安航空会社にしても、サービスの悪さや信用のなさから避ける人が多いと聞く。
ただ、なによりも重要なのは、僕ら旅人の選択肢に、
格安航空会社という選択肢が増えたということで、これは非常に大きい。
次回、また欧州を旅するときは、
僕もデイバック一つで、各地を身軽に飛び回りたいなと思っている。
大手ではあまり見られなくなったタラップでの乗降もLCCならでは
≪代表的な格安航空会社≫
・イージージェット(http://www.easyjet.com/asp/en/book/index.asp?lang=en)
地域:欧州全域
特徴:旅人の意見を総合するに、最も使いやすく、分かりやすいLCC。信頼性も高い。
・ライアンエアー(http://www.ryanair.com/en)
地域:欧州全域
特徴:欧州LCCの草分け的存在。安さが自慢だが、ペナルティと空港の場所に注意が必要。
・Wizz air(http://wizzair.com/)
地域:東欧からが中心
特徴:SkyEuropaが倒産してから、東欧のメインLCCに成長。東欧から西欧が充実。
・jetairfly(http://www.jetairfly.com/en/)
地域:ベルギーから各国へ
特徴:ブリュッセルからカンクンなど大西洋路線も飛ばしており、€248.99~と激安。
・Iceland Express(http://www.icelandexpress.com/)
地域:アイスランドと欧州、アメリカを結ぶ
特徴:欧州からでも遠い国だったアイスランドを一気に身近にしたLCC。
・Vueling(http://www.vueling.com/)
地域:スペイン国内、スペインと西欧
特徴:いまや国営のイベリア航空をも凌駕する勢いのLCC。クラブのメッカ・イビサ線もカバー。
・Jet 4 you(http://www.jet4you.com/static/en-GB/index.html)
地域:モロッコと西欧
特徴:カサブランカ発着で激安航空券がたまにでている。
≪リスボン→マドリッド≫
リスボンからスペインのALSA社が、朝1便、夜1便運行している。
所要10時間半~11時間半、料金は40€。
僕は夜行バスに乗ったのだが、欧州を旅していて、一番設備のよいバスだった。
車体にはSupuraと書かれており、座席は3列シートだったため広かった。
僕は一人だったため、独立した1列シートに座れ、おかげで快適に寝れた。
バスターミナルは、リスボンではセッテ・リオス→オリエントの順に停まり、
マドリッドでは南バスターミナル→アベニーダ・アメリカの順に停車。
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