カメラ・・・ ~水の都の悲劇~
城壁の街・Montagnanaを満喫した僕は、いよいよイタリア最後の街・ヴェネツィアへ。
Montagnanaからヴェネツィアへは、R(鈍行列車)で1時間半(Padova乗換え)、4.9€。
Montagnanaからは、午前中の本数が少なかったので、注意!!

ヴェネツィアの駅
水の都・ヴェネツィア。
古くから貿易の拠点として栄え、海上貿易が主体だった中世に繁栄を極める。
ご存知の通り、この街は海の上にあり、人々の交通手段は船のみ。
街中は運河が張り巡らされており、その運河をゴンドラが行き交う。


着いてみての感想は・・・
思ったより陸が多い(笑)
もっと運河だらけなのかと思っていた。
さらに、僕の予想より本島がかなりでかかったのにビックリ。
もっと小さい島だと思っていました(笑)
本島の端から端まで、歩けなくはないが、けっこうきつい。
本島だけでも歩いて回るなら、丸一日以上はかかりそうだ。

ワーグナーが住み、死んだ館。現カジノ。
歩く以外に、もちろん船という選択肢もあるが、これがまた高い。
1回乗車するごとに6.5€!!
驚愕の値段ですね。
まあ、一回買えば1時間以上船旅ができると思えば安いのかもしれないが、
交通手段としては考えられない値段である。

グランカナル(大運河)には豪華客船も。この人たちはみなゴンドラ(60€以上)へ。
僕はもちろん歩きで回った。
宿は駅から近かったので、そこからサン・マルコ広場周辺まで。

海側から見たサン・マルコ広場
ヴェネツィアの街歩きは、入り組んだ道が多くて楽しい。
やはりヴェネツィアということで、その中でも運河と仮面屋さんを見るのが楽しかった。
次回はぜひカーニバルのある2月に来たいものだ。










ここまでは本当に楽しい観光だった。
そう、ここまでは・・・
歩きで宿からサン・マルコ広場まで行った後、
裏路地に入り、小さな運河やそれにかかる橋を探索した。


そこで事件は起こった。
僕が橋の横でこの写真を撮った後のことである。

写真を撮り終え、カメラをベルトに装着したケースに入れようとしたところ・・・
やたらカメラが重い。
いや、重いというより僕の後ろ側にカメラが引っ張られている。
スリだ!!
すぐに状況を把握し、
カメラは一度僕の手を離れたものの、僕はすぐにその男の腕を掴み返した。
男の腕は毛むくじゃらで掴んでいるのが気持ち悪かったが、
そんなことも言ってられない。
僕が男のほうを向こうとすると・・・
男はカメラを・・・・
投げ捨てた。
お~い ((((((ノ゚⊿゚)ノ
男は僕の手を振りほどき逃げていったが、もう男へは興味なし。
それよりもカメラが・・・
拾い上げると、無残に傷ついたボディ。
落ちた衝撃で飛び散った電池パック。
液晶は保護シートのおかげで無事だったが、レンズの蓋は開いたままの状態。
(x_x;)
これまで何度か地面に落とし、そのたびに無事だったカメラだが、
さすがに今回は・・・
と思いつつも、電源を入れてみると・・・
動いた~!!
しかも、画像の乱れ、ピントのずれ共になし。
さすがCANON製!!!!
メイド・イン・ジャパンは最強です。
スリは未遂だし、カメラも無事。
ということで安心して観光を続け、近くの教会で写真を撮ろうとしたところ・・・
あれっ??
ズームができない・・・
まさか・・・
何度やっても、やっぱり駄目。
再生画面で縮小は出来ることから、どうやら拡大だけができない模様。
JESUS!!
これじゃ寄れないじゃん。
寄せられないじゃん。
自分が寄るしかないじゃん・・・
あぁ~あ。
どなたか、同じような症状でこうしたら直ったとか、
海外でカメラの故障を短期間で直す方法とか知りませんか??
ちなみに僕のカメラは、『CANON PowerShot S90』です。
よろしくお願いしますm(_ _)m
―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・
ランキング参戦中!!
一日一回、ポチっとしてもらえると嬉しいです。

にほんブログ村