拙著絵本の紹介です。

「せんそう: 昭和20年3月10日 東京大空襲のこと」(東京書籍)

原作は母親です。

墨田区向島区に生まれ育った母は

戦争で体験したことを子供の私にいつも

お話をしてくれました。

そんな思いをこめて大人になった今、母親の戦争体験を絵本にしました。ぜひ。

出版社より

わたし(千恵子)は東京・浅草の洋品店で育ちました。

チーコと呼ばれていました。

兄弟たちは疎開し、父親は戦争にいってしまいます。

1945年3月の寒い、風の強い夜、なんの前ぶれもなくやってきたB29爆撃機の大軍のために、焼夷弾で町中が焼かれ、わたしは母親と、母親が縫って作ってくれた人形をもって、無我夢中で逃げました…

10万人以上が一夜で亡くなった、世界最大の空襲・東京大空襲。

本書は、作者みずからの体験をもとにその様子を描く、初の本格的な東京大空襲の絵本です。

作者の塚本千恵子が少女時代に体験した、この空襲において、母親の犠牲により一命をとりとめた実体験を、息子の画家・塚本やすしが絵本としてまとめました。

 

 

 

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