現在の荷物輸送は主にトラック
ここ最近はモーダルシフトで
コンテナ輸送が増えてきてます
国鉄時代はいわゆるマルニがあった時代
国鉄そのものが荷物輸送していて配達もしていました
現在の鉄道貨物輸送のほとんどはコンテナ
一部にはコンテナでは輸送できない物資は専用貨車
石油、石灰、フライアッシュ、川崎市排出のゴミ、など
国鉄がコンテナ輸送そのものが少なかった時代は2軸貨車での輸送。積載できる量や輸送速度が遅いことからボギー台車4軸貨車での高速輸送かつ積載する荷物は速達性を重視するもの。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240711/07/tsukamo2798/f3/ac/j/o0644047615461742621.jpg?caw=800)
代表的なのは新聞
地域によっては新聞印刷をしている工場が近辺にないなどで関東近郊から輸送し主要駅で荷卸していくという。
また気密性があることから造幣局も紙幣や硬貨の輸送にも使われることも。
同様に郵便輸送もかつては郵政省が専用車両を保有していた時がありました。
高速貨物輸送便の最後尾や先頭に連結され主要駅で郵便物を積載し車内で仕分けまで行い輸送していくもの。
東京駅や京都駅、大阪駅などのターミナル駅のすぐ横に大型郵便局があるのはこの名残。
東京駅には残ってないですが大阪駅には大阪中央郵便局へ繋がるエレベーターと通路が今でも残っており、エレベーターは駅売店などへの商品を運ぶため。通路はJRの職員が待機所などへの連絡通路として残ってます。
地方路線でも非電化区間では定期車両に連結する形で郵便車両があり停車駅で郵便物を積載。一部路線では車両がポスト代わりになり長時間停車のときには簡易郵便局代わりだったそう。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240711/07/tsukamo2798/7b/86/j/o0668045915461742630.jpg?caw=800)
現在は郵政省管轄ではなくなったので輸送もコンテナになり貨物ターミナルから積み替えての輸送となりました。
ちなみに保存されている郵便車両は1両のみで所有権が郵政省にあったためほとんどが国鉄民営化と同時に解体され現在は北海道に個人所有の車両が残ってるだけ。これは解体前に郵政省から購入したと思われます。
もう荷物電車や郵便列車も過去のもの。
これらを復活させたら人材不足を補えるんだけどなぁ。