建築屋のこぼれ話

建築屋のこぼれ話

足立区にある建築屋の(株)塚本建設といいます。
建築屋としての新築・リフォーム等の情報発信から、スタッフの趣味趣向全ぶりのこぼれ話まで、気になる記事にはコメントをお待ちしております。

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コロナが猛威を振るっている…んですかね。

ヨーロッパとかアジアの一部地域は大変なことになっているようですが、それよりも工事でも使うマスクが入手しづらくなっている方が気になっている近頃です。

 

どうも基本的に楽観主義者のおのです。

 

感染力が高いのと免疫力や体力の少ない人にとっては脅威なんでしょうが、今のところ対処法が日々の手洗い等の予防をきちんとするくらいしかないので、後は野となれ山となれ精神で焦ることなくいこうと思ってます。

 

 

さて、今回のブログもまた安土です(笑)

いやね、ちょうど工事と工事の隙間で安土作業が重なってしまったので、それぐらいしか記事にすることがないんですよね。。。

なので今日はつい先週の安土工事について書こうと思います。

 

場所は福島県のとある大学の弓道場です。

そこは弓道部主将のお話だと少なくとも10年以上は安土の大規模整備や改修をしていないとのこと。

その結果、現状はこんな感じに↓↓↓

 

 

ぱっと見では形をしっかり保っているように見えますが、的を置く下の辺りは表面がボロボロになっているし、上の方はヒビが入っているという状態。

何よりも乾燥しきっていてとにかく硬い。というか堅い。

もうね、「え?モルタルとか入ってる?」ってくらいの硬度で、スコップが「ガイィィィン…ッ‼」ってはじき返されるくらいでした。

ということは弓道の矢も当然刺さらないし、当たる角度によっては折れたりするだろうし、あるいは刺さっても抜けないなんてことが起こるわけです。

そんなかったいかったい安土を一所懸命に崩した結果が↓↓↓

 

 

岩石やん。上から落ちてきたら確実に死を予感するやつやん。

落石注意!落石注意やでぇ!ファァァぁぁァァアアアー!!!

たしかこんなんをレッドキングがウルトラマンに投げてたよね(初代の世代)

これね、1個の塊が少なくても30㎏以上はあるんですよ。

硬いのを崩していくのさえものすごく大変なのに、崩した塊をほぐす作業がまた地味にしんどい…。

←潰すようにほぐすおの

 

ここまでで丸二日。

安土の改修はそれなりに経験しましたが、夏場の暑さとかを除けば間違いなくNo.1にしんどい作業でした。

まだまだ肌寒いこの季節なのに少し痩せた気がしましたもの。(感想は個人の体感です)

今回の工事は予算面もあり、崩した安土を再成型する形だったのですが、カラカラすぎて積上げるのも一苦労でしたよ。。。

←苦労の結果(ドドンッ!)

 

上手にできましたぁ~♪

今回の作業は3日間での完了となりました。

これが安土の再成型ではなく、新規に砂を入れ替えての作業だともう1日少なくてすんだかな?という感じです。

 

しばらく放置気味の安土の整備は通常の整備よりも困難なものになります。

弓道をする上で必要不可欠なものだからこそ、普段からの整備をきちんとする。

そうすることで長く使うことができ、結果的に改修する際の費用も安く済んだりします。

ということで安土整備のポイントを簡単に記しておくので参考にしてくだいませ。

 

<毎日の安土整備のポイント>

①使用前、使用後にしっかりと散水する。

②矢の穴や表面が崩れたところは鏝(こて)等で表面を整える。

 

たったこの2点です。

とくに大切なのは①の散水で、安土は基本砂や土なので、水分が抜けて乾いてしまうと今回のようにカチカチの塊になってしまい、矢を痛めるのはもちろんのこと、ひび割れが発生し大規模に崩れるなんてことも起こりえます。

どんなスポーツにも言えることですが、使用する道具はこまめにきちんと整備することが上達の近道だったりしますので、面倒がらずにしっかり整備しましょうね☆

もし自分たちの整備だけではどうにもならなくなったら、塚本建設までお問い合わせください。

御見積は無料となっておりますので(にっこり)

 

 

以上、これで4月からの仕事が安土だらけになったらそれはそれで思うところのあるおのでした。

どうも塚本建設のおのです。

 

先日、安土の改修工事についてブログを上げましたが、その続編というか続報的なものを書いていきます。

※そもそも安土とはなんぞや?→前回のブログ

 

さて、安土というものは弓道をやらない人には馴染みがないものですが、相撲で言えば「土俵」、将棋で言えば「将棋盤」、コンビニで言えば「陳列棚」というように、弓道をする上では不可欠なものになります。

 

そもそも弓道場の施設ってどれだけあるの?ってことで調べました。

 

全日本弓道連盟さんのHPより、公営・私営を含めて全国に1,186箇所、さらに連盟には加盟していない弓道場や学校での部活で使用する施設等を含めるとその総数は約3,000箇所になるそうです。

 

おのはさらに調べました。

都道府県別での施設数は一番多い県で約220箇所が、一番少ない県で8箇所程度でした。

 

さて、一番多いのはどこの県でしょう?

ヒントは有名なお城があり、戦国時代には有名武将も多数輩出している県です。

 

 

 

 

 

正解は、愛知県でした~☆

 

言われるとなんとなくわかるって感じがしますね。

ちなみに同じように戦国時代の舞台となることが多い京都府は30箇所程度なんですが、ここまで違いが出るってのは何か歴史的な背景があるんでしょうかね。不思議。

ちなみに一番少ない県は沖縄県でした。

 

しかし愛知県には220箇所も弓道場施設があるんだなぁ。

だからなんだろうなぁ…。

 

 

塚本建設は東京都にある会社です。

 

急にどうしたって?

きたんですよ。

何が?

愛知県から安土工事の見積依頼が。

 

おのは驚き戸惑っているようだ。(ドラ〇エ風)

これまでも近県からのご依頼はいただいたことがありましたが、それも関東圏での話。

まさか関西方面である愛知県から依頼をいただけるとは。

全くもって嬉しい限りです♪

 

しかし愛知県は弓道場施設が多いのに、なぜ東京のうちに依頼がきたんだろうか?

「愛知県 弓道場 安土改修」でグー〇ル先生に聞いてみたところ、うちのHPが検索上位に…⁉

なるほど。

もともと安土改修を実施できる、または実施の実績が多い業者さんが少ないのは知っていました。

弓道場の使用者の方が自分たちで年1回程度整備している場合もありますし、中には数年どころか10年以上簡単な整備しかしていないという弓道場も実際にあります。

安土改修の費用もけっして安くはないので、余程崩れが酷かったり、使用に支障がでるくらい固くなってしまっていなければ改修は先延ばしになりやすいというのが実情のようです。

 

それらの要因により、安土改修工事は依頼の絶対数が一般的な建築工事より少ないため、うちのような安土改修工事ができる業者さんそのものが減ってしまったのだと思います。

塚本建設では全国から御見積の依頼をお受けしております。

ただし、遠方の場合は通常の改修工事よりも交通費等の諸経費がかかるため、ご依頼いただく際はその旨を予めご了承の上ご依頼くださいませ。

 

さて、今回うちに届いた愛知県からのご依頼ですが、現在見積作成を実施している状況です。

実施するとなった場合は改修規模にもよりますが最短でも2~3日程度の日数が必要です。

ひつまぶし…名古屋コーチン…天むす…名古屋巻き…しゃちほこ…。

 

県外出張なんて人生で初めてだけど、実施することになったら行くのが楽しみだなぁ。

 

 

以上、おのでした。

さて問題です。

「安土」といえばなんでしょう?

 

天下布武や六天魔王として有名なあの戦国武将が築城したお城。

そう、その名も「安土城!」

ドドーン

 

どうも、塚本建設のおのです。

 

上の質問で皆さんがイメージするのはもちろん安土城でしょう。

けどね、今日は弓道をする上では欠かせない「安土(あづち)」の改修について書きます。

 

「安土」ってなに?と思いますよね。

検索してもほぼ安土城が出てきちゃいますし。

 

塚本建設では建物の改修工事や安土の改修工事は行っていますが、さすがに安土城の改修工事は行っておりません。

ではここでいう安土とはなんぞやというと、弓道をする際に的をかけるために、土や細かい川砂を土手のように固めた盛り土のことです。

 

射場から放った矢がこの安土に刺さるわけです。

そのため、安土は矢が刺さるくらいの硬さ(軟らかさ?)が必要になります。

しかし硬すぎると矢が跳ね返り、曲がったり、最悪折れてしまうこともあります。

 

安土が硬くなる主な要因は水分の不足からくる硬化です。

このようにキレイに仕上がっている安土も…

水分が抜けていくとこのようにボロボロに。。。

 

普段からの整備を怠っていると、表面がカチカチになり、散水しても水分を吸わず均そうとしてもボロボロと崩れてきてしまいます。

こうなると先に挙げたように、練習中に矢を痛めてしまう結果に繋がります。

もちろん、普段の整備をきちんと行っていても時間の経過で劣化していってしまうので、年に1回~2回程度は安土を崩しての整備・改修工事が必要になります。

 

実際、安土の整備はどのように行うのでしょうか。

①専門業者に依頼する

この場合は改修工事に必要な人手や工具や材料も用意してもらえるので、非常に楽です。

職人さんの手で仕上げるので、見た目もキレイに納まります。

しかし、当然それらには費用がかかります。

安土改修は業者によって価格にある程度の幅があるので、まずは見積を取ることをお勧めします。

あ、塚本建設でも無料で御見積しますのでお気軽にご相談ください♪

 

②自分たちで改修する

この場合、作業人数を確保し、材料と工具を揃える必要がありますが、それを含めても費用はかなり抑えられます。

また、材料だけを業者に依頼することも可能です。

 

まずはこの2パターンでどの程度の予算が必要か、どちらの方法を選ぶかを確認したら、いよいよ改修作業開始です。

 

★一般的な改修作業工程

①既存の安土を崩していきます。

表面のカチカチ具合にもよりますが、整備であれば全体的に表面の30㎝程度を崩します。

安土の中にアンコと呼ばれる土台となる土がある場合は、アンコを崩さないように崩していきます。

作り直す場合は全体を崩していきます。が、硬くなっている場合はこれらはかなりの重労働なので覚悟が必要です。

 

②安土を盛り直していきます。

整備の場合は崩した砂を篩(ふるい)にかけてゴミを取り除き、おが屑を混ぜて盛り直します。

作り直す場合は既存の硬い砂を搬出し、同じくおが屑を混ぜた新しい砂を盛っていきます。

盛り直している途中に、多少やりすぎかな?と思うくらい散水してください。

 

安土で使われる材料は基本的に「川砂」「土」「おが屑」を「6:2:2」で混ぜたものがよいと言われます。

おが屑を混ぜる理由は水分の含有量を上げるためと、矢が刺さりやすい軟らかさにするためです。

地域の気候によっても異なりますが、塚本建設では主に「川砂のみ」で仕上げることが多いです。

※これは今までの施工実績より、川砂のみでも成形をきちんとすれば十分使用に耐えうると判断しているからです。

 

③安土の成形をしていきます。

盛り直したら鏝(こて)などを使い成形作業をしていきます。

その際は横糸を張るなどして傾斜部分の頂点と床への接点を確認し、表面が真っ直ぐに揃うように仕上げます。

鏝は下から掬い上げるように持ち上げて均していきます。

傾斜角度は壁面から凡そ55度が基準となりますが、既存の傾斜に合わせればいいと思います。

 

④清掃して完成です。

成形作業が終われば床部分を清掃し、均して完成となります。

 

作業時間は6人立ちの安土で、塚本建設では整備なら1~2日間、作り直す場合で砂の搬出入を含め3~4日間程度となります。

作業人員を10人以上確保できるのであれば、整備だけなら3~5時間程度でも完了します。

 

弓道をされる方であれば、常日頃から練習の開始前と終了時には手入れをされると思いますが、散水が不十分であったり、強風などの天候不良があると傷みが出やすくなります。

定期的な整備・改修を行うことで、集中して気持ちよく練習することができますし、道具を痛める心配も減ります。

是非年に1度は安土を崩しての整備・改修をしてください。

その際は御見積だけでも構いませんので、是非塚本建設にご相談くださいませ。

 

ちなみに僕もこの会社に入ってから「安土」というものを知りました。。。

しかもこの盛り直し作業、マジで引くほどの重労働なので、ご自身でやられる場合は腰を痛めないように注意してくださいね!

 

 

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