現在、青酸化合物連続変死事件が騒がれていますが、2014年11月現在、捜査中の事件及び公判段階の多くの死者が出ている事件を写真とともに振り返ります。

報道は下火になっても、事件は裁判の終局まで終わっていませんから・・・(°д°;)

 

現在捜査中の重大事件

 

 

(1)関西青酸化合物連続夫変死事件(KC容疑者;死者複数)

 

遺産狙いで「病気持ち」の老人をターゲットに婚活していて遺産を即売却していたことが明らかに。
体内から毒物が検出された2人以外の死者についてどこまで立件できるかが争点。

首都圏連続不審死のKK超えは確実。

 

(2)新発田市内連続女性強姦殺人事件(KS被告;死者3人)

裁判所からも逃亡(その後逮捕)、1件は殺意が認められないとして強姦致死起訴に。2件目以降の続報が待たれる。性犯罪や放火の前科あり。
 

 

(3)筑後リサイクルショップ連続失踪事件(NC&NS被告;死者5人)

NCの場合は2人の死者(NSは1名)が傷害致死の公訴時効で不起訴とのこと。

よって累計カウントは殺人1件、傷害致死2件で黙秘が功を奏して逃げ切った事案。

度重なる虐待で死に至らしめておいて「殺意が認められない」と殺人罪適用見送りは(5)と(10)と(14)の事件と類似。

 

 




(4)北九州工藤会事件(NS被告その他;死傷者複数)

たびたび本ブログでも取り上げていた事件ですが、それ以外の発砲及び刺傷事件で起訴。福岡県警が総力を挙げて工藤会壊滅に乗り出しているとの報道。

逮捕後、一連の事件はピタッとストップしていますが、どこまで余罪が剥がれるか。

 

 

(5)姫路連続監禁殺人のCS被告ほか(死者複数)

現時点において殺人1件、逮捕監禁致死1件で起訴。そのうえ3人目の都内の社長が行方不明になった事件に関与しているとして逮捕監禁容疑で再逮捕。

 

 

 

これらのサイコパスは一貫して犯行容疑を否認しており、捜査の長期化は避けられず、少なくとも2015年内は無理であろう裁判員裁判においても極めて長期な日程が組まれると思われます。

 

以下はすでに公判請求(起訴)され、起訴罪名的に裁判員裁判にて検察側が死刑求刑で臨む事案

 

 

(6)地下鉄サリン事件等、オウム最後の逃亡犯TK被告

 

すでに来年の1月から期日指定がなされているが、オウムの共犯の確定死刑囚の尋問は遮蔽措置・・・

 

 

 

(7)心斎橋通り魔事件のIK被告
 

 


(8)周南集落大量殺人事件のHK被告


(9)蟹江一家殺傷事件のRS被告


          
(10)尼崎家族解体殺人事件でSM(自殺)の擬似家族の共犯RM被告ら

長男の優太郎被告は過去最長の裁判員裁判スタート。


(11)碧南夫婦強盗殺人(主犯のHY被告は闇サイト事件で無期確定)

 

(12)伊東干物屋夫婦強盗殺人の元従業員HK被告

 

逮捕段階から一貫して無罪主張。

以下は複数の死者を出した重大事件あるいは死者1名ながらも態様が残虐な事案だが、判例的には無期寄りのボーダーラインに位置する被告人達。


(13)小牧母娘ストーカー殺人のIK被告(死者2)

 

 

 

(14)九頭竜川女性殺人遺棄事件のHK被告(死者2)

 

 

 


(15)今市女児殺人事件のKT被告(死者1)

 

 

 

 

 

 

(16)神戸長田区女児殺人事件のKY容疑者(死者1)

 

 

 



(17)関市高齢夫婦刺殺事件のKS容疑者(死者2)

 

 


番外編

(18)京都舞鶴女子高生殺人事件で無罪確定後に勤務先の女性をメッタ刺しにしたNK容疑者