こんにちはインタビューアシスタントのあっちゃんです
前回の検証事項から、ツカさんは住まい手の生活スタイルを元に
イエの中を作り上げていくことがよ~くわかりましたね
さて、それではまたインタビューに戻ってみましょう
「ツカさんを選んだ決め手は『イエに対する思い入れ』との事だったのですが、
ツカさんのイエのデザインはどのように感じていたのですか」
「デザインと言うかね、私は扉を作り付けのものでなくて、
ちゃんとそのイエにあったものを作っているおうちがよかったの
だから、HPで依頼するところを探している時も、戸を作っている設計士さんを探してたんです。
ただ、ツカさんのブログには戸の写真はなかったんだけど、ブログの文章の内容を読んだだけで
あぁ、この人に会ってみたいって思ったんです~」
「扉とはデザインとかではなくって、重さとかにこだわってたんですか」
「扉って、ひとつ違うのもがあるだけで、家の雰囲気が全然変わるって思っていたの。
他のつくりってどの家も一緒で、キッチンがあって~居間があって~~ってね。
でも、こだわりの扉が一つあるだけで、空間が全然違うものになると思っていたので、
戸を作っているところにお願いしたいなぁと最初から思ってたの。
ツカさんのブログには、扉の想いはかいてなかったけど
文章を読んで何か心にひっかかるものがあったのです~
(なんて書いてあったか思い出せないんだけどね)」
「実際にお願いすることになった時のことを教えてください」
「本当にこの人に頼んで大丈夫なんかなぁ
(依頼しても)仕事一緒にやっていけるんかな正直、あまり意欲的に感じなかったですぅ
(今思い返せば、その人柄だと思うんだけど・・・)自分を積極的に売り込むわけでもなく
他の住宅メーカーって独自のセールスポイントを丁寧に説明するでしょ!
そんな対応ばかり見てきただけに、(売り込みが無さすぎで)仕事が出来るのか心配でした。」
「まさに頼りなさげ・・・ってトコですか?ズバリ言っちゃってください」
「はい、本気で仕事受ける気があるんかな?そういう風に感じました」
「あの頃はまだ30代だったからなぁ~」
~みんな大爆笑~
イジッテやるとこんなに可愛い笑顔を見せて少年のようにイエについて語る人なので、皆さん是非つついてやってくださいませ
そんなフェアリーのたすき(要望)を受け取り、一つ一つクリアしていくツカさん
ちょっとでも手を抜いたり、住まい手の要望に答えれない場合は誰彼構わず容赦なく切ります
普段は大人しそうに見えますが、真摯に向き合えない奴はめった切りツカさん
当時、施工中も現場に血が流れていたとかいなかったとか
その分、チームワークもしっかりとれていたのでしょう、現場にいる職人さんはツカさんが来ると
「あぁ待っとったいいところに来た」とこぞってツカさんの周りを囲み
毎回確認していたそうです(現場のみんなが恐れていただけという説もありますが…)
役所の人よりチェックが厳しいと言われるだけあり、
構造★デザイン★住まい手の希望全てを背負う塚本英明は今もかわらず
あちょっと脱線しますが
フェアリーと同じ町内にツカさんが手がけたイエがあります
富山は地区が呉東・呉西と分かれていて、呉西に事務所があるツカさん(フェアリーは呉東)
当時、フェアリーの友人たちもマイホームブームだったので、
大手の住宅メーカーが並ぶ中で選ばれたツカデザインスタヂオ
どんだけ有名な設計士さんなのっと
当時のセンセーショナルな人物になっていたそうな(モテモテですな)
さて、「ちょっと頼りなさげ」だなんて言って、女子でイジッテしまったので、フェアリーが何かを思い出しました
「あけど、何かの打ち合わせの時になんかにズバッと言われた(内容こさ忘れたけど)
あ~、ちゃんとしっかりしとるわこの人(でも何て言われたか忘れた。。。)
決めての一言は忘れたけど、(任せても)大丈夫なんだなぁと思ったんです
何もしゃべらない中の誠実さが見えた。
この人なら私たちの立場になって何でも言ってくれるなぁって思ったんですよ」
「しゃべらない中にも誠実さ在り」
まさに、心と心が通い合った信頼関係を見せてもらった瞬間でもありました
長くなったのでつづく~
≪№002-6 ★塚本英明・・・いかに住まい手の要望を叶えるのか?検証その2★≫
≪№002-5 ★塚本英明・・・いかに住まい手の要望を叶えるのか?検証その1★≫
≪№002-4 ★やっぱりね!なお言葉get!「印象は良かった。けど愛想は・・・」★≫
≪№002-3 ★ツカさんのお客さんはフェアリー(妖精)でした?!★≫
≪№002-2 ★8年経ってもイイカンジ★≫
≪№002-1 ★久々訪問してきました★≫
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