
あまり期待してなかったのですが、どんなに面白い映画でも眠くなってしまうのに、最後まで目が冴えていました。
お話は、かつてコギャルだった仲良しの6人が、散り散りバラバラとなった30年後、ある理由から集合することに。
偶然出会った昔の親友に頼まれて奔走する篠原涼子さん。広瀬すずさんの30年後を演じます。

役作りで、少し丸くなってて、反抗期の子どもからも、仕事ばっかのダンナからも、世間からもちょっと置いてかれの専業主婦を演じていました。
外車ディーラーの妻であり、何不自由のない暮らしですが、自分らしく生きるとは程遠い。
仲間を見つけるため、意志を持って動き回るうち、服装も歩き方も変わっていきます。
個人的に、ウメ が好きです。渡辺直美さんの子ども時代。田舎まるだしでいかにもイジメられそうな転校生の広瀬すずを、表立ってかばうわけじゃないけど、ブルドーザーのように購買の列に突進して、みんなでいつもの場所で、奪ったパンを食べる。(お金は払って)。もう居場所ができちゃった。
この映画を見ていて、真の友だちっていうのは、こう言うことなのかな…。一言では表せませんが、慮る…おもんぱかること…その人をよくよく見ていて、必要としてるものを知ることと助けること。そして思いっ切り、一緒にハメを外したり夢を追ったりできたら、親友
でも同時に、コギャルの世界は、ドラッグや、ブルセラ、グループ間のいさかいなどで命がけの場面も。
中・高生の自分といえば、地方でのんびりだったけど、自分の立場でしか物事を考えられず、慮るとはとても遠く、悔やんでも悔やみきれません。
そんな気持ちを思い起こさせる映画でした
もう遅いかもしれないけど、これからは友だちに嘘はつきたくないし、慮ることできたらなって思った
安室ちゃんの懐うたが、ずっと流れていて、きゅん