消費者庁からのお手紙の話のつづき
過去の記事は↓
待ってたやつ
続・待ってたやつ
さて・・・
消費者庁から確認の電話を入れるきっかけとなったのは
5月8日(木)の知事会見での発言
「重く受け止める」
と齋藤知事が発言したことです
何について「重く受け止める」と発言したのかと申しますと
消費者庁からのメールについて・・・↓
という指摘です
その後、先に述べた5月8日(木)の知事会見での発言があったわけですが・・・
消費者庁としては、齋藤知事の考えがよくわからないので兵庫県に問合せをしたようです
法案審議の際に、質疑が出る可能性がありますからね
それが、巣での紹介している令和7年5月14日の電話でのやり取りです
(当方)公益通報者保護法改正案は、本日、参議院で審議入りした。今後の国会審議で問われる可能性もあるため、貴県知事の一般的な法解釈の認識が、
- 2号通報又は3号通報を行った公益通報者も、保護要件を満たせば、解雇等の不利益な取扱いから保護されること、
- 事業者がとるべき措置の内容を定めた法定指針では、「公益通報者を保護する体制の整備」を求めているが、ここでいう「公益通報者」には、2号通報又は3号通報をした者も含むこと、
という消費者庁の法及び法定指針の解釈と齟齬がないことを確認したい。
(先方)消費者庁の法解釈について、知事も理解しており、齟齬はない。
(当方)了。
ご承知のとおり
当方=消費者庁・参事官
先方=兵庫県・県政改革課長
です
消費者庁は、当日のやりとりを記録として残しています
兵庫県はどうか?
と思いまして・・・
実は、同じタイミングで兵庫県にも公文書公開請求をしておりました
結果は「非公開」
理由は「不存在」
知事の認識を問われた県政改革課長が、知事に代わって回答しているわけですが・・・
県政改革課長は、知事の認識を確認したのでしょうか?
何も記録が無いというのは・・・
どうなんでしょうね?


