知らないおじさんから声をかけられ…
8月終わりごろのお話。
今年の夏は
虫取りにドはまりしていた息子
この日もいつも通り
虫取り網と虫かごを持って昆虫探索へ。
景色がミッチョッタ。。。
自然の中の散歩道を歩いていると、
自転車に乗った50代後半ぐらいのおじさんが
私の方に近づいてきてこう言った。
「暑い中たくましい子たちだね」
そう言うと知らないおじさんは
おもむろに周辺に生えている草をむしり取り、
「たくましい子供たちのために
おじさんがプレゼントを作ってあげよう」
見ず知らずのおじさんは、草を使って
器用に何かを作り始めたのだ。
「ワンソン~」
見ず知らずのおじさんが作ってくれたもの。
なんとなんと
草でできた風車
見た瞬間、す、すげえ。。。
感動した。
誰かも分からない子供のために
こんな素敵なプレゼントを
汗だくになりながら作ってくれたおじさん。
最近、
怖いニュースで溢れている世の中だから
最初は正直警戒した。
それが何だか申し訳なく思えた。
風が吹くたんびクルクルと回る草の風車に
息子ズも大喜び。
挨拶を交わし、
見ず知らずのおじさんは
何事もなかったかのように
自転車にまたがり去っていった。
さっきまで大喜びしていた息子は
飽きたのか、再び昆虫探しに。
結局この素敵な風車は
自動的にオンマのものになった
この世の中が
風車をプレゼントしてくれたおじさんのように
心優しい人で溢れてくれたらどれだけいいものか。
そう思った。
最後までお読みいただき
ありがとうございました
안녕~