本屋大賞「鹿の王」 | つじの蔵 旬のブログ

本屋大賞「鹿の王」

久し振りに本のお話。


2015年 本屋大賞 上橋菜穂子さんの「鹿の王」を読み終えました。

最後は日曜日にゆっくり読了しようと思ってました。

あー、おもしろかった。


鹿の王


自然や すべての生命に対する畏敬の念に溢れてました。

現在の地球上の問題を映し出し

ファンタジー小説ですが とてもリアリティーを感じます。

ラストはもう、絶対泣く!と予測ウルウル来はじめてましたが

可能性を読者に託された形となり 

こういう終わり方も素敵。

(*^_^*)



2014年に上橋さんが国際アンデルセン賞を受賞されるまで

私は知らなかったのですが

もともとファンタジー小説好きです。

例えば「ゲド戦記」とか「指輪物語」とか大好きです。

こう見えて たいそうロマンチストな私。

ナニか?


それで「狐笛のかなた」を読みました。

何しろ遅読なので もたもたしてるうちに

今回の本屋大賞受賞の運びとなり

「鹿の王」はソコソコあっという間に読んじゃった。

すっかり上橋菜穂子さんファンです。


狐笛のかなた




ちなみに

こちらも2015年本屋大賞 翻訳小説部門1位

「その女アレックス」


その女アレックス


本屋大賞発表以前に読んだのですが

私はつまらなかったな。

ミステリーは日本の小説のほうがおもしろいな。


私は、ですよ。


(~_~;)