ボーダーブレイク妄想戦記-prettylife-

放棄区画。どれほど連戦しているだろう。
もうなりふりかまってられない・・

さて、いくか。

(ん?今度はフラン氏は敵なのね・・こりゃ、申し訳ないがこっちも負けるわけにはいかないので悪く思うなよ。)

戦闘開始と同時にカタパルトを乗り継ぎ最前線プラントへ・・・と思ったがそこからACでさらに加速する俺。

(ちまちまやってる暇はない。一気に凸成功させて相手のラインを下げる)

開幕・・敵にさとられることもなくすんなりと侵入に成功した俺は念入りに周囲にセンサーがないか確認・・
(ん?センサーの反応もない・・これは・・もらった。)

一気に敵ベース侵入してありったけの連装グレネードを叩き込む。

(これで少しは安心できるな・・味方のラインも上がってる。勝てる・・今度こそ。)


ベースニートがいることは先ほどまでの戦闘でわかっていた自分は無理な凸を減らし安全策をとる。

ラインがあがっていても安心できないので兵装を変更し、センサーを設置。
あとはこのラインを保っていればオッケーだ。


途中フラン氏が四面楚歌状態なのが見えたが自ら殺すことだけはためらったために味方が蜂の巣にしていた。
(すまんが、これも戦場の掟だ。許せよ。)



こうして最後に王冠をいただいた自分は戦場を後にした。

まだ借金(ブラスト修理費)の返済は終わっていない。
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今日のミッションは・・放棄区画か・・・
まぁ、いいや今日は気分がいい。一気に報酬稼ぎにはしりましょうかね・・・

(っと・・出撃リストにクランメンバーがいるようだな。)

「フランキンセンス・・・砂か。」


(まぁ、味方ならがんばってくれよ。俺の勝利報酬のためにな・・)

---戦闘開始---

一度目の戦闘結果は敗北。もちろん勝利報酬はない・・しかも敵陣へ踏み込むこともほとんどできず、大破の嵐でブラストには今回の戦闘報酬とブラストの修理費が計算され・・・

「っべー、また赤字だよ。借金増えるだけじゃねーか。」
(このまま終わらすわけにはいかないよな?当然。)

戦闘結果をじっくり眺め、頭に上り始めた血を冷静に落ち着かせる・・
(ライン戦で負けてたなら戦闘で押し返すしかないか・・)

フランさんも砂ながらラインは上げるスタイルだった・・まだ勝機はあるはず・・

再戦。
そして二度目の戦闘が開始される。
SRV14.2G:「フラン、一緒に行くぞ。前出ろ」

フラン:「・・・・・」
(おいおい、無視かよ。しかもそっちはマインが・・・アッ・・)

SRV14.2G:「フラン、今度は別々に行くぞ。(たのむ奇襲してくれ)

フラン:「・・・・・」

(反応ないが聞いてるのか?でもプラントにはいってくれてる。まだ勝機は・・)


・・・・敗北

「なぜだ・・なぜ勝てない。」

(今日はやばいな、やめておくか?)
弱気が心をもたげはじめる。

「クランメンバーに醜態晒したまま逃げるわけにはいかないよなぁ・・」

そして再戦。
三度目の正直とはならず・・結局敗北。


(これはまずい・・借金返済するために出たはずの戦場で逆に請求が加算されるとは・・)
「こうなりゃ意地でも勝つまでやったろうじゃねーのさ(ビキビキ」

(また男の娘でさらし者なんて・・まっぴらごめんだからな。次いくか・・これで負けたら首釣ることになるかもしれないけど・・・悪運だけは強いんだ。やってやろうじゃないのさ・・)


【後編:勝利への執念へ続く・・かも】
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あの演習からクランメンバーとの交流もないわけじゃないが・・
やはり自分の生活のためだ・・戦闘ばかりしてられないのよね。

(ピラピラと高額なブラスト修理費が書かれた請求書を眺めながら)

・・ったく、容赦ってもんがないよね。
手加減しろとはさすがにいえないが・・まぁ、これも教育的指導ってことか・・

そんな私はなぜかメイド服姿に着替えバイトに向かった。

(どうしてこうなったんだ・・まぁ、仕方ないな。)


世間的には男の娘と呼ばれているが・・別に好きでやってるわけじゃない。
生活のためも含めてはじめたことだ・・そうだよ。断じて認めない。

だが、クランメンバーはそんなことを知る由もないのも知っているのでそれ以上の追及もすることもなかった。


トラザ山岳の演習から戦場では順調に結果を残していた。
唯一・・ベルスクでの演習を除いて。

勝利ボーナスがなければ借金返済が遠のく今の自分にとって勝利できずに戦闘報酬もいただけない程度なことが一番つらい。キルデスゲージが1以下を示しているとおりにせっかくの報酬すら毎回修理費をさっぴかれて手元にはいる報酬は毎回雀の涙だ。

しかも最近はヤクシャとかいうパーツを組み込んでいたりするために修理費もいつも以上に高額で・・・

こんなバイト(男の娘)することになるとは・・・
とはいえブラストで戦闘に出るよりバイトのほうが稼いでるとか情けないよなぁ・・

新人ではいったクーさんはもう自分と同じランクまであがって徐々に報酬も得て実力もつけてきてるし・・・
同じランクだったはずのクランメンバーは昇格してる中・・なにやってるんだか。

(バイト先)店長:「ぶつぶつ・・となにいってるかしらないけどサボってると給料減らすわよ??」

SRV.2G:「はぁーい。2番テーブルさん指名なのでいってきますにゃぁ☆ミ」



こうして借金を返済しつつ、僕の毎日は形成されている。



次回:放棄区画で初めてクランメンバーとの共闘&勝利への執念。