初投稿はシゲタサヤカさんの《オニじゃないよおにぎりだよ》です!
これは最近で一番ハマった絵本です。
題名から「オニとおにぎりの話…?」ということは分かりますが、
どう関連があるのか…?
中を開けてみると、
まず目に飛び込んでくるのが
地面に寝転がりながらおにぎりを食べるオニの姿!!
(そして椎茸ジュースが傍らに)
地面に寝転がり
大量のおにぎりに囲まれ
椎茸ジュース(?)を飲みながら
おにぎりを食べるオニ3匹
のインパクトの強さがすごいです。
もう面白いです。
でも登山中にそんなオニに遭遇したら驚きますよね。
絵本の中の人間もそうだったようです。
「ぎゃーーー」
と逃げていってしまいます。
そんな人間を見てオニたちは
自分たちを見て逃げたとは全く思わず。
「なんで逃げたんだー?」
と、のんびりおにぎりタイム続行です。
しかし、ひょんなことからオニは人間たちのためにおにぎりを作って持っていってあげることを決意!
3匹のオニがおいしいおにぎりを大量に作って山を降りて行きます。
(めちゃくちゃ優しいオニたちです。)
でも人間はまたしても「ぎゃーーー!」と逃げてしまいます。
なんで逃げたのか分からないオニたち。
「オレたちの後ろにオバケでもいたのかなー?」
「オバケは怖いもんなー」なんて言ってます。
それでもおにぎりのおいしさを伝えたいオニたちは諦めきれず、
どうやったら人間たちにおにぎりを渡せるのか考えます。
そんな優しくて、ちょっとズレたオニたちのおにぎり愛溢れる厚意と、
オニを怖がる人間たちのやりとりが面白い絵本です。
大人にとっては…
好きなことを誰かに伝えたい時に、
その熱意が強過ぎると空回りしちゃうことってありますよね。
伝え方、タイミング、何がいけないのかも分からないこともしばしば…。
でもこれを読むと、「大好きなものをとにかく伝えたい!」という
オニたちの奮闘に励まされる気がします。
「好き」の原動力って偉大です!
子どもにとっては…
とにかく毎ページのオニの表情が良い!
ちょっとズレてるけど、一生懸命頑張ってるところがユニークな表情に表れていて、
声を出して笑っちゃうような場面もあると思います。
人間におにぎりの良さをどんな風に伝えようかな…と試行錯誤しているところからも、
諦めない姿勢もオニから伝わるものがあるかも知れません。
