人生劇場から降板させる勇気がなくて、ちょいちょい出演させてしまう奴がいたのだが、本日を以て降板させるべく、旅に出て旅先の事故で死んでいただく設定にした。

人と関わる時の相手の自分への愛情の重さって調べようがないから、自分と相手の愛情は同じなんだと自分の勘違いもしれない思い込みを信じるしかない。

だけど、そんな風に思えない人もいる。

いつも、連絡するのはこちらばかりだったり、会っても、こちらからしか質問しなかったりして、明らかに相手に興味があるのはこちらばかりで、相手から何一つ質問されなかったりすると、なんだか居心地悪くなる。

明らかにこちらばかりが気を遣っている図式が出来上がる。

そんな関係の人なら、そんな居心地が悪いならとっとと関係を切ればいい話なのだが、自分にはない魅力ある人というのは、やめられないカッパえびせんみたいに中毒性があったりして、なかなか断ち切れなかったりするのである。

そういう存在に限って針の穴で突き刺したような小さな傷に限って痛みが大きいみたいに振り回されたりするのだ。

振り回される存在、我慢を強いられる存在は、主役にとっては邪魔なだけである。

はい、さようなら!


@辻井坂