恋とかトキメキとかどうでもいいと思い始めたのはいつだろう?
恋心とかトキメキとかどこに行っちまったんだろう?
いつから消えたんだろう?
子育てと仕事の両立が始まったあたりか?
いやいや、更年期が始まったあたりではないか?
推し活などに全力投球できないし、ペットを飼うのも苦手だし、毎日疲れちゃって疲れちゃって。
疲れすぎて癒しを求める気力さえ沸かないのだ。
若い子がカフェなんぞで恋の悩みを語る姿を羨ましく思う。
と、同時に若いし、時間が沢山あるから思う存分悩みの海に溺れることが出来るんだよなーと思う。
恋なんて面倒臭いことだらけだ。
相手の気持ちを推しはかり、嫌われない程度に自分を演出する。両思いを確信できた頃は楽しいが、だんだん馴れ合いが生じたり、お互いが違う誰かに心奪われたり‥。
信頼関係を築くには時間がかかるし、あれやこれやと二人の関係が試されるような出来事が用意されていてそれを力合わせてやっつけられるのか?
乗り越えられるのか?が試されたりする。
そんなことに全力尽くしていた頃が懐かしい。
楽しかった気がする。
と、昔は良かったとか思う自分にうんざりする。
そんなことを考えてしまうのは、自分の現在が冴えないからである。
冴えない毎日。
虚しい毎日。
これ、更年期だからか?
更年期が終わったら明るい毎日が待っているんだろうか?
自分にとっての幸せって何?
トキメキって何?
@辻井坂