古知谷阿弥陀寺 | 辻が花染め工房 絵絞庵ブログ

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京都は洛北、絵絞庵(えしぼりあん)という工房で、辻が花という技法を使い、着物をつくっています。辻が花や身近な自然・京都のこと等々


先日行ってまいりました、古知谷阿弥陀寺


大原のかなり奥まった場所で、車でないとなかなか行きにくい場所ですが、


うちからは車で15分くらいなので、昔からちょくちょく行っている好きなお寺です。


京都は街中からでも車で30分も走れば山に行けるのが良いところ。

所謂ミイラ仏でも有名な所です。


昔よりちょっと来はる人が増えましたかね~



唐風?の山門があり、

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なが~い参道(山道)を登って、行くと

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やっとたどり着きます。登山です。。

辻が花染め工房 絵絞庵ブログ-古知谷阿弥陀寺

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見上げれば樹齢7~8百年の楓が光を受け美しく揺れています。

辻が花染め工房 絵絞庵ブログ-古知谷阿弥陀寺

楓の上の部分がお寺から見るとちょうど良い高さになります☆

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本堂


弾誓上人自作の弾誓上人像、阿弥陀如来像(平安時代)、薬師如来像、十一面観音像が安置されています。

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一週間前に行った時、少し早いかなという程度に色付いていたので、まだ何とか見頃かと。。


観光地化されたお寺にはない、厳粛さを感じることのできるお寺です。


辻が花染め工房 絵絞庵ブログ-古知谷阿弥陀寺

宗派: 浄土宗知恩院派

山号: 古知谷光明山  法国院阿弥陀寺

住所: 京都市左京区大原古知平町83

電話: 075-744-2048

拝観: 9:00~16:30  拝観料:300円

交通: 京都バス「古知谷(こちだに)」下車徒歩約20分。

阿弥陀寺縁起


光明山法国院阿弥陀寺は、慶長14年(1609)3月、弾誓上人が開基なされた妙法念佛の道場です。


弾誓上人は、尾張国海辺村に生まれた方ですが9歳の折りに自ら出家し、美濃国塚尾の観音堂に参籠し、さらに同国武芸の山奥において念佛三昧、20余年の修行を積みました。その後、諸国行脚で各地を回って苦行修練を重ねた末、ついに佐渡ケ島の檀特山において生身の阿弥陀佛を拝し得ました。そして、そこで授かったのが他力念佛の深義と、帰命十方西清王法国光明満正弾誓阿弥陀佛という尊号です。


その後、上人は信濃国の唐沢山および相模国塔ノ峰において法益をすすめていましたが、ようやく時節が到来して、最後の修行の地、古知谷へ赴きました。


古知谷に入った上人は、山中深く分け入り、岩穴に住し念佛三昧の日々を送っておりましたが近江国伊香立村の人達との御縁で、この地に一寺を建立し、本尊佛としては、上人が求め続けた人間としての理想像を草刈り鎌にて刻み、自身の頭髪を植え、これを本尊として本堂に安置し、寺の名を「光明山 法国院阿弥陀寺」と付けました。


弾誓上人は、この阿弥陀寺に在住して4年後の慶長18年(1613)5月23日正午、62歳で入定示寂なされました。


この弾誓上人におくれること100年、近江国平子山にあって念佛三昧を続けていた澄禅上人は、弾誓上人の行跡を慕って当山に入り、本坊から4町ほど上の岩穴にて常坐不臥称名念佛すること5年の後、享保6年(1721)2月4日に入定されました。

時に70歳。






うちの近くで今お勧めは、岩倉実相院 。丁度ライトアップをやってます。


いつか行った時の写真がありましたので、おまけで。

辻が花染め工房 絵絞庵ブログ-岩倉実相院

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今年はまだライトアップを見に行ってないので、どっか行こうかな~もみじ



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