生きるか死ぬか・・・肺塞栓症・胃捻転! | 辻よしなり オフィシャルブログ 「人生実況生中継!!」 Powered by Ameba

生きるか死ぬか・・・肺塞栓症・胃捻転!

お陰さまで モカもオッジもげんきでやってま~す!・・・

と、言いたいところなのですが、

このおよそ二週間の中で

二人とも死にそうになりました・・・ 

まもなく16歳と14歳になろうという高齢犬で

病気持ちということもあり

いつ『その日』がきてもおかしくないと日頃から覚悟しているつもりでいましたが

それはそれはあまりに突然で・・・

そうなると夫婦でうろたえちゃって・・・

全然覚悟なんてできていませんでした



まずオッジ


自己免疫疾患(全身性エリテマトーデス)を患いながら

そして口内の緑膿菌感染と もう半年以上も闘いながら

なんとか日々食欲もあり(本当に貪欲です(笑))

奇跡的に回復し安定していました

ところが

2週間以上前のある晩

ご飯を食べて食休みで少し寝たあと

急に咳き込み始めて それもとても苦しそうに・・・

生死をさまよっていた頃の呼吸数と

ほぼ同じくらい・・・

それも異常な呼吸音

歩くこともままならず

これは普通ではないと家内が察知し

時間外ではありましたが ご無理を言って

近くの獣医さんに診て頂きました!

病名を突き詰める事がなかなか出来ませんでしたが

もしかすると

肺塞栓症じゃないかと・・・

血栓が身体のどこかで出来て

それが肺まできて 血管を塞いでしまう

死に至る病です

もともと自己免疫疾患があり

抗生物質のアレルギーがあるオッジの治療は

初めてオッジを診察した獣医さんにはなかなか手に負えない状況で

我が家のママさん先生が

長年オッジを看病していた経験から疑わしいと思われる疾患を想定し

必要だと判断した処置を獣医さんにお願いして

運を天に任せて帰宅


思い起こしてみたら

バギーに乗せたまま長い時間お散歩で歩き回り

その間 その日は寒い日だったので 

冷たい飲み物は身体を冷やすから良くないと

水分補給をさせる事が出来なかった点を思い起こし

バギーに長時間じっと座っていた為に

エコノミークラス症候群に陥ってしまったのでは?と

もともと免疫疾患と投薬の影響で血液がドロドロの傾向にあるオッジ

血液サラサラのサプリは日頃から飲ませてはいますが追いつかなかったか・・・

少しでも血液を薄めようと辻妻が判断してお願いした点滴で

なんとかこの状態を脱出することができたようです

命があるかはその夜が山場

その後の生活がどうなるかは3日目くらいが山場と言われましたが

お陰さまでオジはすっかり回復

今では元気に走り回っています

詰まった血管が大きく太い血管で 

肺塞栓症が一気に進んでしまえば

今はもうこの世にはいなかった可能性が高かった・・・

何度でも忌の際から生還する

オジは強い子です!




そして

今度は モカ


つい先日

ご飯を食べたあと バタバタ暴れてもいないのに

突然 胃捻転とみられる症状が出てしまいました

食事を食べ終わった直後から 吐きたいのに吐けないという状況

グエッツグエッツという音だけで

嘔吐物は出てきません

すると見る見るうちに お腹がパンパンに左右アンバランスな

異常な形に腫れ上がって

硬直し 大量の脱糞まで!!

これは 胃捻転に間違いない!

大型犬に多い病気で

小型犬には珍しい疾患ですから 驚きます!
(でもミニチュアダックス ペキニーズなどには好発するらしい)

嬉しい事に アイリッシュセッターやゴードンセッターを飼っている

犬仲間との交流があってその症状を前々から聞いていた我が家

あってはならない 胃捻転だと気づきました

すぐに獣医さんに直行

一刻を争う緊急事態です!

胃が捻転する事で十二指腸や小腸が血管を締め付けてしまい

長時間に渡ると胃が壊死してしまう恐ろしい病気です

脾臓も摘出しないと だいたいが壊死しているとの事

手術の決断を迫られる状況で頭を抱えてしまいました

というのも

モカはもうすぐ16歳 人間で言えば 80歳半ばくらいの年齢

全身麻酔の手術はあまりにも危険が伴ってしまうのではないか・・・

鬱々とした気持ちで 獣医さんに到着

ハウスケージに入れて移動していたので

その扉を開けてみたら 

えずいている訳でもなく

グッタリしている訳でもなく

ケロッとしていて普段通りなのです

どうやら 捻転が戻っていたみたいなのです

腹回りをみても 先ほどの硬く膨れ上がった姿が嘘のよう

いつものようにかっこいいくびれが出来ているのです

モカ自身も「え?なにか?」って顔なのです・・・

念のため レントゲンを撮ってもらい確認すると

やはり胃袋は腫れ上がって 中にガスがたまっている状況

胃の捻転はなくて 脾臓も問題ないとの事でした!

レントゲンを撮ってもらっている間 私たち夫婦は

腰が抜けてどっと涙が溢れてしまいました・・・

覚悟したあとの安堵の涙

ストレスが一気に解放されると 人はこうなるのでしょうか?

あまりの心のアップダウンに心底疲れました!



実は辻妻も何日も原因不明の高熱が続いていて

夜間救急で駆け込んだ病院で検査をしてもらった翌日のことでした

彼女も体力的にしんどかったとは思いますが

辻は家族みんなのいろんな病の波状攻撃で精神的に疲労困憊・・・・



とりあえずは いまは三人とも症状は落ち着いてきて

何事もなかったようにしている姿を眺めていると

あらためてみんな元気で楽しく過ごせる貴重な時間を大切にしないと、と

思います!

ワンコ達に関しては まだまだ予断を許さない日々は続きますが

ビクビクしてばかりでは 

せっかくのこの子達の日々がつまらないものになってしまう・・・

最大限に気をつけながらも 

チビ達との毎日をエンジョイ!していこうと思います