おじこ くるしいでつ・・・おじこつうしん4 | 辻よしなり オフィシャルブログ 「人生実況生中継!!」 Powered by Ameba

おじこ くるしいでつ・・・おじこつうしん4

ぱぱが おしごとから かえってくるまで

おりこうにまっているとやくそくしたひ

よるおそくになって まちにまったぱぱがかえってきまちた

うれしくて しっぽふりふり したよ

でね ぱぱのかおみたら げんきでてきちゃって

ちょっとはしゃいじゃった

ぱぱ なきながら わらってた!

だけど・・・・・

そのあと ぐったりつかれちゃった おじこ

ひとばんじゅう ぱぱとままがこうたいで

いっぱいおはなしをしてくれたんだ

でも きのうも とってもくるしかったので 


ままとぱぱが びょういんにつれていってくれたの

せんせいはとってもやさしいんだけど・・・

やっぱり びょういんは つかれるなあ

きょうは もう おしまいにするね






ということなので 

今日は ここからは 辻が代筆いたします




辻が仕事でいないうちにもしや息を引き取るのではと

出掛けにちゃんとごあいさつした おじこは

変わらぬ姿で 待っていてくれました


それも なぜか深夜に超元気印


尻尾は振るわ 噛み舐めペロチューはしてくれるわ で

信じられない程の エネルギーを見せてくれました

今回具合が悪くなった 3月上旬からの間で

一番元気な姿でした

このテンションは この日の昼間に辻妻が飲ませた

薬(ステロイド)の影響だと知ってはいながら

とても嬉しい 信じられない時間が過ぎていきました! 

(辻妻曰く この日から違うメーカーのステロイドを服用開始したそうで
 同じ量のステロイドでも 効き方が強かったのではとのこと)


しかし

薬が切れると

その反動が同じくらいの大きさで襲ってきます

次の日(昨日)の早朝に 嘔吐!

完全に元気消失し 息は絶え絶えで 若干 意識混濁状態・・・

そして 

朝食の時間になっても 全く食事を受け付けてくれず

ステロイドの副作用でずっと異常なまでの食欲だったオジコに

いよいよ食べられない時がきたのかと

いろいろな嫌なことが

脳裏をかすめました

ところが

その後 死んだように寝床で臥せっていたオジコが

二時間程して パッと目を覚まし

キッチンの方に向かってヨロヨロと歩を進めるではないですか!?

すかさず 辻がドッグフードを口で噛み砕いたモノを

手のひらに乗せると 嬉しいことに食べてくれました!!!

しかし しかし 喜んだのも束の間

その後は死んだように倒れ込み

呼吸はさらに浅く速く 

そして

どこか痛みがあるのか全身に震えまで出てきてしまいました

これは 非常事態だと

病院に連絡

道が渋滞していると 片道30分以上もかかる病院までは

酸素吸入なしでは難しいと

50キロ以上あると思われる在宅酸素の機械を

キャンピングカーに移動 車載しました

(右に見えているのが在宅酸素の機械)


2階にリビングがある我が家から

キャンピングカーに乗せ変える労力は

半端なものではありませんでしたが

まさに火事場の馬鹿力!

辻妻はスネに負傷を負ったものの

なんとか積むことが出来ました!

到着したら土曜日ということもあって

病院は大混雑

病院内にオジコを連れて行くと諸々オジコの負担になるため

無理を言って 先生に 車の中へ来ていただけることになりました

車内で採血や聴診に検温

血液検査の結果

なりを潜めていた溶血性貧血が再燃している!

急速に貧血の数値が悪化・・・

感染症のせいで白血球値がグンと上がってしまった・・・

など

やはり見た目の臨床状態 そのままの悪い結果でした・・・

白血球の上がり具合から

感染症の肺炎がおさまっていないことが判明

抗生物質アレルギーの疑いが濃いオジコに

覚悟の上で投与した抗生物質は

菌に耐性が出来てしまっていて全く効いてない

その上 オジコの自己免疫疾患に悪い刺激を与えてしまった!!(溶血性貧血の再燃)

という聞きたくない結果!

つまり

抗生物質を投与した刺激で

うつらうつら居眠りをしていたオジコの自己免疫疾患

全身性エリテマトーデスのスイッチをONしてしまったようです



肺炎を沈静化しないかぎり

暴走しているオジコの自己免疫の火消し・・・いわゆる 免疫抑制剤の使用は

出来ない!
(免疫抑制剤を使うと文字通り感染症と闘う免疫細胞をシャットダウンしてしまうため
 感染症が猛威を振るってしまい命を落としかねない)

だから

どうしても抗生剤をつかって 肺炎のベースにある感染症を

少しでも鎮めなければなりません!

結局 先生には 皮下点滴 と 少量のステロイド剤を 注射して頂き

抗生剤に関しては 飲み薬しかないということで

抗生物質アレルギーのオジコが

新しいくすりの投薬でアナフィラキシーのようなショック症状にならないか

その場で新しい抗生剤を服用させて

様子を見るために

そのまま1時間程駐車場で待機させていただきました・・・


幸い 急変することもなく (呼吸は依然として荒いけれども)

自宅に戻ってきました!

しかし

全く余談を許さない状況は変わっていません



そんな中

今朝もオジコと一緒に朝を迎えることが出来ました

あらためて オジコの根性

動物の強さに感服です・・・




望みをつなぐことが出来ているのか

オジコに苦しい思いだけさせて辛い延命させているのか


ふと

考えあぐねてしまいます

でも

オジコが少しでも食事を口にしてくれている限り

つまり 生きようとしている限り

応援していきたいと思っています!



食べることは生きること

生きることは食べること



大好きなおもちゃ遊びも

お散歩も出来なくなったオジコの

唯一残された生きる楽しみ



今日も夫婦で オジコが喜びそうな食べ物を

探して歩く旅は続きます



今朝は ゆでたビーフがお気に入りでした

さーて 次は何を食べさせてあげましょうかね~~~


新しい抗生剤が オジコに効いてくれますように・・・