感動・涙 競輪グランプリ2012

熱かった　　

魂が見えた

土砂降りの雨に煙る　京王閣


勝利するという夢

ライバルに勝つというよりも

自分に勝つ　

己に克つ

そして・・・

優勝した！



村上義弘選手

魂の走り（一走入魂）という言葉が

ピッタリの熱い男

これまで何度も夢の舞台に立ちながら

テッペンまで行けなかった！

６度目の挑戦で　頂点に上り詰めた！

決して万全の状態ではなかった

今月の中旬に練習中落車し

肋骨を骨折

厳しい状況の中

強豪たちを振り切った！

家族想いの　礼儀正しい漢

男が惚れちゃう男


男３８歳

ミリオンアーティスト（賞金１億円）は

これからも感動を運んでくれるだろう


そして

アクシデントになった

佐藤友和選手

武田豊樹選手とレース中に接触とのこと

あまりにも残念であったろう

双方　全力を出し尽くした中でのこと

また来年　リベンジに燃えてもらいたい！

このような悲劇は決して良いことではないが

競輪を愛するものから観ると

熱いストーリーの始まりの予感がある


エンジンが脚

ハンドルが腕

競輪は

人の人による人間臭いスポーツだな～

と改めて想う