コナ、なんとか朝を迎えました・・・

昨朝　容態が急変したコナ

晩には　歩くとふらつきはするが

いつもと同じ量の食事を摂れるくらいまでに一旦は回復したものの・・・・

やはり

腎臓が相当悪いのか

食事をするとふたたび具合が悪くなってしまった

昨日の血液検査で

血中の窒素（ＢＵＮ）とカリウム（Ｋ）がとても高かったコナ

（他にも悪い数値ばかりだけどね）

カリウムが高いと　心臓にも負担がかかるという危険な状態だそうで

本来なら入院して点滴するのが普通らしいが

コナの　コナ的なＱＯＬを考え　入院はもう絶対させないつもりなので

簡易的な皮下点滴だけで連れ帰ってきてしまったのが裏目に出たか・・・

深夜になって　大量の下痢便

血中にカリウムが多いと下痢するとか　先生が言ってたか

また水分も口にしなくなり　

仕方なく奥さんが　シリンジで薄めたポカリスエットを含ませた

でも幸いなのは　日中のように苦しいがらなくなり

酸素マスクをあてると　ほどなくして眠りに落ちたこと

夫婦交代でつききりで様子を見ていたが

気付くと外が明るくなっていた

「朝だよ、コナ！！」

コナが目を開けていたようだったので　声をかけたけど

反応がないまま　また寝息を立て始めた

カーテンを開けると眩しがるので　薄暗い状態だけど

今朝のコナ姫をみてやって下さい！

（酸素マスクは　とても苦しそうなとき以外は　かなり鼻先から離して置いてあります）

（ちょっと暗い写真だが）

こちらがレンタルした　高濃度酸素製造機と酸素ボックス

コナは　ストレスが一番の敵なので

今の状態なら　ボックスを使用する予定は無いけれど

あると安心・・・

横浜・港北の業者さんで

電話での問い合わせから　１時間少々で都内まで配送してくれました（感謝）

ついに懸念していた腎臓に問題が発生したコナ

・・・ということは　相当　肝臓が悪くなってきたということ

ずっと前から　いつかこうなるとわかっていた

わかっていたけど

「妖怪コナ」だけは　もしかしたら　大丈夫・・・

いや　さすがに大丈夫ってことはないけど

それは随分先の話かも・・・なーんて　このところの安定している様子をみて

希望的観測をしていた

昨日体調が悪化した際に　

最初に　コナのすい臓がん、直腸腫瘍の摘出手術をしてくれた先生に

電話を入れた

「長距離・長時間の移動は避けた方がいい・・・」という提言とともに

先生は

「もうある程度　覚悟は出来ていると思います

あとはどう逝かせてあげるか・・・その考え方次第だと思います」

とおっしゃった

安楽死をさせるかどうか・・・ってことじゃない

今後の治療方針として　少しでも延命を試みるのか

試みた結果　

病院で逝かせるようなことになるやもしれない状況をどう考えるか

それとも　痛みを取るだけに留めるか

ただ傷の痛みなどと異なり　「苦しさ」を取り除いてあげることは難しい

夫婦で随分と話し合い

後者を選択する覚悟をしていた筈だったのに

苦しんでいるコナを目前にすれば心も揺らぐ

が

絶対に家で　私たちと一緒の状況で見送る！！

逝き時はコナに任せる！！

これは変えないように心を強く持つぞ

先生に随分前に言われた言葉が頭に甦った・・・

「どんな延命治療をしても　

リンパ腫の子は最後はリンパ腫で亡くなります

亡くなる時の状況は変えられません」

でも　それでも　思ってしまう・・・

前回１２月中旬の急変時のように

また「ケロッ」として　起き上がり　伸びのひとつでもして

「ごはんくだ～さ～い」　なんて言ってくれないかな～（泣）

「年を越すのは難しい」と病院で宣告されたコナに

できればクリスマス・・・出来れば年越し・・・

そしてできれば

正月と１月３日の娘オッジの１０歳の誕生日を一緒に！

って　ずっと言っていたからって　何も本当に松がとれた途端に

こんなに具合が悪くならなくてもいいだろうよ～コナ～

お前ってヤツは・・・・

やっぱり世界一可愛いヤツだよ