コナがもたらしてくれたクリスマスプレゼント・・・その１

本当は辻妻本人が書けばよい記事かと思いましたが

敢えて僕が書きます

長い長いストーリーになります

だから何？って思われるかもしれません

エッセイみたいなもんだと思ってお読みいただける方のみ

ご覧になってみてください

（写真は後半にたくさーんあります）

コナと僕が出会う前のこと・・・

さらにコナとママが出会う前から　ママの大親友だったＫちゃんは

ウチのママが　チビたちと暮らすようになってからは

三人娘たちの乳母さんみたいな存在でした

身内以外には全く愛嬌が無く　心を開かない　モカとオッジも

Ｋちゃんにだけは懐いており

Ｋちゃん宅のご愛犬　同じくダックスの『ボンゴ』くんは

１２年前に　ウチの家内の紹介で　Ｋちゃん宅の家族に加わることとなり

ドッグショーでチャンピオンになったボンゴくんの

ハンドラー（ドッグショーで犬をひく人）も務めていたことがあるという家内

Ｋちゃんのご主人と共に

海へ行ったり山へ行ったり色々な事をして楽しかった　その頃のことを

家内はよく僕に話してくれました

当時は毎週のように一緒に過ごしていたため　

うちの三人娘たちにとって

Ｋちゃん宅は　勝手知ったる・・・的な場所になっていたんだそうです

お子さんがおらず　ご夫婦二人で長いこと暮らしていたお二人でしたが

オッジがやっと成犬になった頃に

Ｋちゃんに待望のお子さん・・・男の子が生まれました

お子さんが乳児の頃までは　引き続きお互いの家を行き来していたものの

我が家のオッジが　どうしても小さい子供さんが苦手で

特に元気に走り回るような男の子に吠えて　

場合によっては攻撃してしまうこともあるため

Ｋちゃんのお子さんの成長と共に　段々と一緒に過ごす時間が減り

やがて　Ｋちゃんは子育て　家内は仕事で多忙になり

年賀状のやり取りくらいで　ほとんど疎遠になっていた時期が長くありました

ですから　僕と家内が一緒に暮らすようになってからは

僕も数えるくらいしか　Ｋちゃんにお目にかかっていません

とはいえ　聞けば家内とＫちゃんは　知り合って今年で２２年

ちょっと縁遠くなってしまってから　７年位は経っているものの

そんなに長いこと　家族同様にお付き合いできる友人は

誰しも人生において　ほんの数人なのではないですか？

だから　家内は　以前のようにＫちゃんと会えなくなってしまったことを

とても悲しんでいた頃がありました

子供が出来なかったウチの奥さんの

そんな言葉を聞くのは　僕もちょっと胸が痛かった

犬を介して仲よくなった多くの友人たちも

そしてそれ以外の　旧友たちも

皆　子育てに忙しい年代となり

たぶん　ウチの奥さんは　

置いて行かれたような淋しい気持ちになっていたのでしょう

そんな家内が　悲しみでは無く　喜びで涙する出来事が先日あったのです

長い前置きになりましたが　前出のＫちゃんが

たまたま僕のブログをみて　コナの病気　そして余命が長くない事を知り

久しぶりに　『コナに会いたい』　と連絡をくれたそうで

僕は一緒に行けませんでしたが

仕事を終えて家に戻ると

ママが嬉しそうにその日撮影した写真を見せてくれました

三人娘を連れての　Ｋちゃん宅訪問は　なんと７年ぶりだったそう・・・

娘たちは覚えているかな？と　心配の中の訪問でしたが

まず　一番の懸案事項の人見知り　犬見知りのオッジ

なんとか

ボンゴ君とちゃんと挨拶でき

さらには　Ｋちゃんのことも覚えており　体によじ登って口を舐めていたそう

Ｋちゃん宅のリビングにお邪魔するやいなや

キッチンの犬用トイレを拝借したり

水飲み場を覚えていたり

７年ぶりとは思えない仕草を見せた娘たちに　ママはウルウルだったようです

昼食の準備をするＫちゃんにつきまとう三人娘＋ボンゴくん

Ｋちゃん宅この時期の恒例なんだそう・・・

立派なクリスマスツリーの下で　オムツのコナ姫

楽しそうに散策する　コナとモカ

しばらくすると　Ｋちゃんの息子さんが　学校から帰宅

すっかり大きくなったＳくんとコナとで

めちゃ嬉しそうな辻妻

帰り際　コナとボンゴくんの記念写真を撮り忘れたと　無理やり・・・

コナの体調を懸念して

２時間弱と短時間の滞在だったそうですが

すごく楽しかったらしく　

僕に話をしながら　ママはまたウルウル

よかったね

コナの病気は　正直つらいです

別れの予感に　涙することも多い日々です

でも

そのコナのお陰で

こんな再会もできたのです

辻妻にとってのひと足早いプライスレスなクリスマスプレゼントとなった

Ｋちゃん宅訪問でありました

Ｋちゃん　また是非　ウチのと会ってやってください