コナの『ガン闘病記』再開 ＃８

昨夜から　コナの血便が

血便と言うより　『下血』　という様相になってきました

ほとんど血液・・・　その中に　便が少し・・・って感じです

（ちょっとシンドイから　モカちんに足を乗せて寝るのも許してもらってます）

やはり直腸の出来物は　良性のポリープではなく

悪性腫瘍なのでしょうか

デカくなるスピードが　やたら早い出来物は

悪性である可能性が高いと　先生にも言われています

肝臓のボコボコも

直腸の出来物も

腰のあたりのリンパの出来物も

あっという間にでっかくなって

うちの大切なコナの命を奪おうとしている・・・

8月の・・・2か月前の経過観察の検査では

どれも無かったのに

4月の手術で　取り残した『すい臓ガン』

ついに猛威をふるいだしたのでしょう

昨夜　僕の帰宅後の　コナの下血は　僕も確認しました

ビックリするような量でした

あれを最初に見た人なら　深夜でも救急病院に駆け込むでしょうな

それほどの量でした

ショックを受けた表情をしつつも

うちの奥さんは冷静に　脈の触れる所を探して確認し

唇をめくって　歯ぐきの色を確認し

作り置きしてあった　レバーの手作りおやつを食べさせて

「明日　病院に連れてくわ　でも　コレ　やっぱりただのポリープじゃないね」

と涙ぐみながら　コナを抱いている姿に

僕も　いよいよ決断の時か・・・と　体が震えました

手術するのか

内視鏡の検査をするか

いずれにしても　リスクは大きい

輸血？　でも　対処療法なだけで　根本的治療にはならない

そういう延命はしないと　随分前に約束した筈だ

胸のあたりを触ると　僕でもわかるくらい　肝臓がデカくなっていて

ゴツゴツ　固い・・・

目に見える症状は　消化管の出血だけだけど

それを処置したところで　どのくらいの延命になるのだろうか

でも　このままじゃ　直腸の腫瘍からの失血死もありえるな

昨夜も家族会議をしながら床につき

今朝も　早朝の　コナの血便(下血）で目覚めました

一昨日から　新しい薬を与えはじめたばかり・・・

大腸癌の進行を抑えたり　消化管腫瘍からの出血を抑えたりするといわれる薬

シメチジン　　というのを発見し　獣医さんに取り寄せてもらって

祈る思いで飲ませはじめたばかりです

これで　大腸ポリープからの出血が止まったというダックスの手記を読んで

家内が獣医師にお願いして処方してもらったのですが

コナの場合　出来物の成長するスピードが速すぎる

僕は　今から仕事に出なきゃいけない

コナよ　お前さんは　どうしたい？

とーちゃんも　かーちゃんも　お前が我慢をする子だから

見ていてせつないよ

痛かったら　痛いって言いなよ

血便を　粗相したって　そんなすまなそうな顔をすることないんだよ

ママと一緒に病院に行っておいで

大丈夫

病院に置いてきたりしないから

それでも　今朝も食事は完食ですが・・・(右がコナ）

この元気は もう無いかな　(10月23日じいじの家でおねだりするの図）

コナ　あんまりシンドイなら　無理にとは言わんが

ゆっくりしてってくれよな

な　お前がいないと　とーちゃん　さみしいぞ

また今夜な

いってくるよ