行ってきました！写真展『のこされた動物たち』！！
先日このブログでもご紹介した福島第一原発警戒区域内に
取り残された動物たちを追っているカメラマン 太田康介さんの
写真展に行って参りました
最終日
仕事の都合で 終了間際にバタバタと伺うかたちになってしまいましたが
それでもまだたくさんの方々が 熱心に写真に見入り
涙ぐむ姿も多くみられました・・・
通常 写真展などでは 写真撮影することは禁じられているものですが
たくさんの方にこの事実を知ってもらいたいから・・・と
写真撮影して 是非ブログなどでご紹介くださいとのことなので
ほんの一部ですが ご紹介させていただきます
犬小屋に鎖で繋がれたまま 息絶えていた日本犬
自由を奪われた状態では 飲み水すら探しにいくことができなかったでしょう
『天国でいっぱい走るんだよ』 と 発見したボランティアさんがタオルをかけ 花を手向けてくれたという写真です（涙）
お腹が空いた犬たちは 木くずやビニールなども口にしていたようです
この子も 犬小屋の屋根をかじっていたのでしょうか？
「くうた」と犬小屋にかかれたこの子の名前・・・
きっと飼い主さんは数日中に帰宅できると思っていたのでしょう
前に置かれた鍋いっぱいに 飲み水とフードを置いて 一時避難のつもりで自宅を離れたに違いありません
まさか永遠に家に戻れなくなるとは・・・
『待ってたよ、ぼくは、ずっと待ってたよ。』とこの子が言っている気がした・・・と
太田さんは感じたそうです
もちろん 待っていましたとも・・・大好きなお父さん、お母さんを・・・
くうた つらかったね さみしかったね
この他にも痩せ細って彷徨う猫 亡くなってミイラになってしまった猫
餓死した家畜たちの悲しい悲しい写真が沢山ありました
写真集を購入したかったのですが あいにく完売！！
それだけ多くの方が 活動に賛同しているという証でありましょう
ボランティアさんの資金にと少額ではありますが寄付をさせていただきましたが
僕にも何かできることがもっとあるのではないか・・・と改めて考えさせられました
会場でお話しさせていただく機会があり
カメラマンの「もうーす」さんこと 太田康介さんと一緒に
ボランティアさんたちの活動には資金が必要です
そして保護した動物たちに幸せな余生を送ってもらうには
一時預かり先やシェルター 里親さんも必要なのです
最近は 犬猫を保護しても 受け入れ先が見つからないため
現地で放浪する動物たちに継続的に餌やりを行うにとどまっているケースが多いとか
もうすぐ冬・・・
それまでになんとかできないのか？？
皆さんも是非 ご協力いただけないでしょうか？
一部ではありますが 原発警戒区域（立入り禁止区域）の動物たちを救う団体の
リンクを下記に貼らせていただきます
現状を知ってもらうくことが第一歩だ・・・とのこと
まずは ご自身が知る
そしてそれを誰かに伝える・・・その繰り返しが大切だと思うのであります
いま新幹線で大阪に向かっている車中です
震災後は 家から離れれば離れるほど
『今、もしまた大きな地震があったらどうやって家に帰ればいいのか・・・』
という不安が大きくなります
心の傷の深さは 千差万別あるでしょうが
まだまだ震災の爪痕は深く深く日本に残っており いつになったら癒えるのか
全く見当もつきません
でも 少しでも明るいほうへ
皆で手を取り合って 向かって行こうじゃないですか！！
（改行の不具合で 行間が狭く 読みづらくてスミマセン）