結婚式の恒例。

花嫁から自分の両親へ
感謝の気持ちを綴った手紙。





これは書くのに
本当に苦労しましたね。


悩みすぎて書き終えたのは
式当日の出かける30分前。









私が筆が進まなかったことに対して
主な理由は、大きく2つ。



所謂一般的なハッピーな家庭ではなくて
    かなり複雑な親子関係であったから。


そのことをまだ自分の中で
    完全に消化しきれていない部分があるから。






そんな訳で、
「ワガママな娘でごめんね」
「今ならパパやママの気持ちが分かります」

…という花嫁の手紙あるあるのデフォルト
一言で締める気にはなれなかった。







特に、母親との関係は中高生から
あまり良いものではなかったです。






詳しい事情は控えさせていただきますが、
端的に言うと…


「相性が悪い」
この一言に尽きると思います。





その気がなくても
相手を蔑ろにしてしまう不器用な母。

「なんでそんなことするの」と訴える娘


 

距離が近すぎると、
娘を自分の思うとおりにしたがる母

その束縛に居心地の悪さを覚えつつも
なぜか指定されたその道へ行こうとする娘

  



この環境に苦しくなった当時10代半ばの私は
7年間ほど、自分の精神状態を優先して
母との会話を避けてきました。



※私が匿名でブログをしていれば
もっと詳しく書いて、
同じような悩みを抱える人に
寄り添うことが出来るかもしれませんが、

詳しい事情を書くと
特定される可能性があるので
ここは控えさせていただきます。すいません。






大学四年生。


幼い頃から目指していた
航空会社の内定通知

その連絡が来た時でさえも、
隣の部屋にいた母には
なにも伝えようとはしませんでした。







元々CAを目指すきっかけとなったのは

さあやがこんな職業に
就いたらカッコイイのにねぇー

…という母のさり気ない言葉で。







母を避けつつも、いつも認めて欲しくて
褒めて欲しくてたまりませんでした。



赤の他人であればここまで執着は
していなかったと思います。

所謂、血の繋がりの力ってやつなんですかね。







その採用通知を受けた
iPhoneを握りしめながら、

母のいる隣の部屋のドアに手を当てて
泣いていたことを今でも鮮明に思い出します。






そして、新卒の会社で鬱と診断され、
母に看病をしてもらうようになってからは

業務連絡じゃないですが、
必要なことは話せるようになりました。






しかし、やっぱり思い込みが激しいというか…
早く社会復帰をして欲しいのか…
 
もう薬要らないんじゃない?」と

まだ症状に不安が残っている私に向かって
持論を展開しちゃう系お母様は健在でした。






こちらも精神的に成長してきて
母にカチンとくることなく

普通に話せるようになったのは、
26~27歳ぐらいからかなぁ…。





結局、この結婚式という場を借りて

あの時は意地張ってごめんなさい

とかいうセリフで
今までのゴチャゴチャの総決算を
したかったんですけど、





2020年の私にはまだできませんでした。





だから、式当日は「内定もらったあの日、
1番に報告したかったのはお母さんだったよ。
ということだけ伝えて終わりました。







神戸に引っ越して約半年。
極端に母と会うことがなくなり
さらに母との関係は穏やかになりました。


今まで距離が近すぎたんですね。


離れていた方が上手くいく家族もいることを
こちらのDMをくださったのような状況の方に
1番お伝えしたいです。



今もし、
親との関係が苦しいと感じる人は

経済的、年齢的に無理じゃない限り
とにかく早く離れる
という選択肢を選んで欲しいです。



今の感情が家族への
怒り」「憎しみ」に
変わってしまうその前に。



私のように離れてみて、
関係が緩やかになる場合もあります。








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