昨日は、明るい電車で立ったまま寝そうになった寝不足ぎみの、
節電・省エネの楽画企、辻川です。
震災後、地下鉄などの照明を間引きしてギラギラの照明から暗くなり、落ちつくようになりました。今までが明るすぎたのです。
明かりは文明から文化に! JIS照度基準はもう時代遅れなんです。
私は照明デザイナーではないので、キチット説明できなかったのですが、さすがイトーキですね!「薄暗くても快適」なオフィスを解説、提案してます。
このところ天井の蛍光灯を消したり間引いて、各机にLEDスタンドを点灯して節電するパターンが震災後に増えています。でもこれでは暗く感じて、目が疲れて不快に感じます。
なぜかと言うと・・・まず、
「明るい」とか「暗い」人間が感じるのには2つあります。
①発光体が明るい、暗い
光りを発している「発光体」がそのもの、太陽とか電球、蛍光灯などの明暗です。
②反射光が明るい、暗い
明るい部屋とか、撮影するときに被写体が暗いとか「反射光」の明暗です。
JIS照度基準は机上の明るさは◯◯ルックスと基準を設けてます。
しかし常に机上を見て仕事をしているわけでなく、横の資料を見たり、遠くボードを見たりと目があちらこちらと移動します。その時に反射光の明暗の差が大きいと目が疲れるのです。電気を点けた瞬間は眩しくて、逆に電気を消してしばらくは何も見えないけど、しばらくすると目が慣れて見えてくるように、目の瞳孔が開いたり閉じたりしています。これでは目が疲れて不快に感じます。
壁を間接照明で照らすとか、白色系の素材にするなどで反射光を明るくすると、明るいオフィス空間になり、目の疲れも軽減されます。
極端ですが天井に照明がなくても、天井や壁に間接照明を当てると明るい空間になります。
間接照明を上手に使っているのが、以前ブログに書いたファッションセンターしまむらです。
「ファンションセンターしまむらの間接照明での空間演出を参考に、自宅で上手に節電する方法」http://bit.ly/QE9cZe
間接照明を上手に使うと薄暗くても快適な空間になり、さらに節電になります。
みなさん、上手に節電して快適なオフィス空間を作ってください!
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