間引き点灯していてもマンション共用部分の電力料金が、こんなに上がっている理由! | 失敗しないLED照明活用術

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マンション省エネ試算をしている、節電・省エネ LED照明の楽画企 辻川です。

http://www.rakugaki.co.jp/

 

マンションの過去2年間分の電気料金表を見て、東京電力値上げ前なのに2~3割上がっている。

これには理事、管理人もビックリでした。

 


先日、マンションの節電・省エネ現地調査をしてきました。

 

お願いしていた電力料金の推移表をいただいてみると、去年も今年も同じように電気を間引きしているのに電気料金がずいぶんと上がっているのに気がつきました。

 

理事の方、管理人も思いあたらず不思議だと。。。

 

私は多分コレが理由だと思いましたが、それにしても上がりで確信を持てなく、チェックを始めたところです。

 

コレとは燃料調整費です。 過去3年ほどの燃料調整単価を抜き出してみました。

 

燃料調整費は石油、LNG(液化天然ガス)、石炭の燃料価格の変動に応じて自動的に電気料金を調整する制度です。 詳しくは→燃料費調整制度とは|東京電力 http://bit.ly/Yqz9vf

 

マンションは高圧契約です。

今年の夏はプラス1円を超えていますが、昨年はマイナス1~2円近く、一昨年はマイナス2円以上になっていることもありました。

 

高圧契約は基本料金が高く、従量料金が逆に13~16円程度と安くなっていますので、このマンションの月平均電力使用量が10000kWhなので、2円で2万円、3円で3万円も違い、年間では24~36万円も違ってきます。

 

*実は最低で12万円、最高で19万円/月と開きがありすぎるので、他にも理由があるのではと調査中です。

 

マンションの節電・省エネ、電気料金節減方法を簡単にまとめてみました。

 

 

■電量消費量を少なくする つまり節電です。

①照明を消す、空調を消す、エレベーターの1機を消すなど。

 必要な電気、街灯や駐車場などは犯罪も心配になるので、ほどほどに。

 

②消費電力が低いものに替える

 集会室のエアコンを省エネタイプにする。でも使用頻度が少なければ、大きな節電には見込めませんので、やはりLED照明に替えるのが、すぐに効果が現れます。

 マンションでなく工場や、厨房のある施設などは、この動力系の節電も大きいので早急に対策を講じた方が良いでしょう。

 

 

■購入費用を安くする

①電力会社との契約内容を見直す。

 建築後、年数が経っている建物は当初の契約を見直すと10%程度安くなることが多いのです。ちょっと説明が難しいのでお問合せください。

 

②電量会社を変える

 高圧は自由化部門なので東京電力などの既存の電力会社から、割安な新電電(PPS)に変えることにより安くする。PPSを導入してもメリットない場合もあり、長期的な視野で検討された方が良いでしょう。

 

③電力一括購入

 電力一括購入システムを導入して共有部分か、入居者の電気代のどちらかを安くする。このところ導入するマンションが多くなり始めています。ただし設備導入に費用がかかり、初期投資部分が問題になり、また入居者の同意が必要になるなどマンション管理組合の責務が大きくなります。

 

 

燃料調整費はマンションだけでなく、すべての電力料金にプラスされています。

 

燃料調整費は調達「価格」に対しての調整であり、原発停止後に増えた「使用量」に関しては電力会社の負担になり、これが電力会社8社が赤字の原因です。

ということは来年は、確実に電気料金は上がります。

 

燃料調整費はマンションだけでなく中小工場、オフィス、店舗、各種施設などが影響が大きく、対策を立てておいた方がよろしいかと思います。

 

 

これら、ご相談に応じますのお問合せいただければと思います。

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