日本の基礎技術開発力はスゴイ!
日本は大丈夫だと思う!
節電・省エネ LED照明の楽画企 辻川です。
iPS細胞を作成した山中教授が言うように、日本は研究開発資金を削ってはいけないと、本当に思います。
クルムス蛍光体はスゴイ開発!
小糸製作所、東京工業大学、名古屋大学が共同で開発した新発光体「クルムス発光体」を、ロンドン時間10月16日に公開した。
http://www.titech.ac.jp/file/press_20121016_koito.pdf
この研究発表資料を見ても、良くわからないという人は、こちらを!
LED電球1個で部屋全体を照らせる? 新蛍光体が“まぶしくない”LED照明を実現
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1210/19/news071.html
それでも、なかなか良くわからないと思うので、カンタンに解説してみました。
これがクルムス蛍光体の原理イメージ図なんだけど、良くわからないと思うので。
LED照明の欠点
■眩しい
LEDは2~3mm角の半導体チップ。そこから強い光りが出るので眩しくなります。
■暗い
チップから光りがまっすぐ出て、光りが広がらないので照射範囲が狭くなるのでスポットライトには適しているが、部屋全体を明るくする空間照明には不向き。
これが暗く感じる原因です。
■高い
光りの三原色、R(赤)G(緑)B(青)を照射すると白色に光ります。
しかし簡単に言うと、LED照明は青色LEDに黄色の塗料を通すと白色になります。
(ココにも書きましたhttp://bit.ly/Po523P)
これが色のバラツキになり、歩留まりを高めると製造コストがアップし、さらに選別して色ランクをつける行程が必要になり、これも価格アップにつながります。
この欠点が克服されます。
・チップが大きくドーム型形状になることにより、眩しさが押さえられます。
・また、光りが広範囲に照射されるので空間全体に照射され、暗さを感じなくなります。
・さらに、高価な元素を必要とせず、製造工程も量産効果が十分に期待でき出来るという。
簡単に解説したつもりですが、わかりましたか?
最後に、こんな形状にすることもできます。
蛍光灯形とかキャンドルライトなんかも出来そうなので、
近い将来はすべてLED照明に替わることでしょう!
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