こんにちは!

つじ動物病院です。

 

いつもご利用いただき感謝申し上げます。

まだまだ寒い日が続きますが、皆様お変わりありませんでしょうか?

 

 

ただいまつじ動物病院では、デンタルケア月間を実施中です。

歯の治療やケア製品を10%引きで提供しております。

ワンちゃん・ネコちゃんの口臭や歯の汚れが気になっている場合は、ぜひご相談くださいね。

 

 

先日、急遽治療を受けられた猫さんの例を紹介いたします。

 

ある日突然よだれが止まらなくなり、口が半開きで動かない、食事をとらないという内容のご来院でした。

よく見ると上側の犬歯の位置が変わってしまって、下側の犬歯とぶつかりお口が閉じれない状態でした。

犬歯とは、一番長い牙状の歯で、上下左右に合計4本生えている歯です。

 

とても痛そうでしたので、しっかりと鎮痛処置をして、麻酔下で状態把握と治療を行いました。

 

治療前

上の犬歯の位置がずれて下の犬歯よりも内側に入っており、歯槽膿漏によりグラグラの状態でした。

抜歯の判断をして治療しました。

 

治療後

他にも歯肉がひどく下がっていた歯があったので、同時に抜歯をしました。

 

歯石除去とポリッシングを丁寧に行い、オレオちゃんの歯科治療を終えました。

 

覚醒後は、口をきちんと閉じられるようになり、

雑種さんなのですが、可愛らしいアメリカンショートヘアー風のお顔にもどりました。

お顔のお写真を撮っていなかった事が悔やまれます。

 

実はオレオちゃんにはもう一つ心配事がありました。

それは、肥満です。

減量用の治療食の試供品をお渡しし、食べそうならゆっくりでよいので減量をしましょう、

というお話をいたしました。

 

翌日、飼い主様よりご連絡があり、急に食欲がもどり、減量用の食事もしっかり食べるので、

継続したいとのことでした。

猫さんは、肥満から糖尿病になりやすい動物なので、減量を始めて糖尿病にならないように診察をしていきましょうとのお話ができました。

 

 

オレオちゃんは怖がりな性格だったため、ほとんど動物病院へ来たことがなかったそうです。

歯周病の治療のほかに、肥満も改善できそうなので、我々もほっといたしました。

 

 

お口のご相談も減量のご相談も、いつでも受け付けています。

 

 

 

つじ動物病院

047-461-7111