こんにちは!
最近暖かくなって
お花の便りを聞くことが
多くなりましたね!
『当院で使っているシャンプーについて!!』にて使っているシャンプーを
紹介したのですが変わったところがあります。
今回その変更点と
普段のシャンプーの様子を
ご紹介します!
以前までは
「仕上げシャンプー」または「薬用シャンプー」
↓
「各コンディショナー」
↓
「洗い流さない保湿剤」
という流れでしたが
現在は
「ナノベイジングプロ」
↓
「下洗いシャンプー」
↓
「仕上げシャンプー」または「薬用シャンプー」
↓
「各コンディショナー」
↓
「洗い流さない保湿剤」
という流れに変わりました。
いったい何が違うの?
どうして増やしたの?
それは一度だけでは落ち切らない汚れや
乾かす時間を減らし負担を減らす
目的があったためです。
特に薬用シャンプーを使用する子は
皮膚の状態が悪いため皮脂や汚れも多くなっています。
そのまま薬用シャンプーをしても
有効成分が皮膚に浸透しにくいのです。
ここからはシャンプーの様子を紹介しながら
新しく使い始めた2つについても
お話したいと思います。
まず始めに爪切り、肛門腺絞り、
必要な子は耳毛抜きをします。
シャンプーやドライヤーの乾燥から目を守るため
眼軟膏を入れます。
いよいよシャンプーです!
体を濡らしてからナノベイジングプロをお湯をためたバスタブに
1~5回プッシュします。
回数は皮膚の汚れ具合や乾燥の程度で変えています。
ナノベイジングプロはナノテクノロジーで汚れを
落とします。
再度汚れが付着することはありません。
これはナノベイジング中のお湯の様子です。
写真だとわかりづらいですが
汚れで濁っています。
汚れの多い子は濁りすぎて水中の様子が見えなくなるほどです。
体についたナノベイジングをすすぎ
下洗いシャンプーをします。
泡は汚れを効率的に落とすだけでなく、
クッションとしての役割も果たし
シャンプーによる摩擦のリスクが軽減されるため
当院では泡でシャンプーしています。
下洗いシャンプーは通常2回していますが
これは高級アルコール系という
高い洗浄力、脱脂力のあるシャンプーなので
肌がとても乾燥していたり敏感な子は
濃度を薄めたり回数を1回に減らしたりしています。
すすいだ後仕上げシャンプーか薬用シャンプーをします。
薬用シャンプーの場合はこのように
5~10分つけ置きします。
この段階のシャンプーは1回だけ行います。
このあとよくすすぎ各コンディショナーを行い
再度すすいだ後に洗い流さない保湿剤を付けて
シャンプーは終了です。
洗い流さないタイプの物には
セラミドやアロエベラなどの保湿剤が
入っています。
これでも保湿が足りず
かゆがってしまう子には
この後スプレータイプの保湿剤を付けます。
皮膚の角質層に多く含まれる成分と
同じ天然成分です。
また、シャンプーだけでは落ちない
頑固な汚れもあります。
その場合は一番最初に
クレンジングオイルを
汚れているところに付け洗います。
気になった方は
お気軽にご連絡ください!
つじ動物病院
047-461-7111