劇場で見たかったのですが、DVDを借りてみました。
デビィッドフィンチャーの作品はどれも好きですが、ファイトクラブはまだ見ていないにわかファンです。
本作のゴーンガール、ここ最近で見た映画でずば抜けていたと思う。何と言っても構想がすごすぎる。細やかかつシンプルであるといえよう。
主に三部作で描かれており、一部 妻の行方、過去 二部 妻の本性、 三部 結婚について
主にこんな感じで分けることができる。一部では本当に犯人がわからずニックなのか、ニックの父親なのか、またまた妻の両親であるのか? 常に思考を巡らして見ていた。
一部の終わりから、少しずつ妻への不信感のようなものが募ってくる。そして最初のシーン そうだったのか!!となる。
三部はどうなるの????と常に釘付けだった。
一つ一つのカットに意味があり、演出の仕方が実に細やかである。ニックの愛人の連絡を妹にバレないようにチェックするところや、物語が進むにつれて体重が、マスコミに疲れげっそりしているニック、日記で使われていたペンが車の窓からエイミーが投げすてる。全てが繋がっている。
これだけ必要なものが詰め込まれているのは平均50カットも撮りそり落として行ったからだろう。シーンも必要に応じて入れ替えたりしている。ドアが閉まるシーン、マーゴが待っているシーン、見えないところでもリアリティに満ちている。
ソーシャルネットワークの作品の ユーアスホール がこの作品でも何度か使われていて監督の好きなフレーズなのか、アメリカ人がよく言う言葉なのかはよく分からない。しかし、オマージュまでは胃はないがソーシャルネットワークなど、前作品と関連を意味するようなところは少なくない。
原作の参考にされているのが2002年に実際に起きたスコットピーターソン事件だ。この事件の真相も未だに明確にはされておらず闇の中である。
結婚てこういうもので、愛というのは美しく、醜いものであると確信した。
