子供が小さかったころから心がけてきたことで
よかったな~とつくづく思う言葉があります。
「大丈夫?」という言葉。
子供が何か失敗したとき、こぼしちゃったとか、ころんじゃったとか、
こわしちゃったとか、大きな音がしたときとか・・・・・
まず第一声は「大丈夫?」と叫ぶ。
心のなかでは「え~~~」「何してんのよ!」と思っても
出す言葉は「大丈夫?」
母はあなたのことを一番に思っているのよ、というサインになると聞いて
なるほど、と思って続けた。今も続けている。
どんなにムカついても、これだけは徹底した。
娘が保育園の年中さんのときに保母さんに言われた。
保母さんがお昼にコップを落として割ってしまったときのこと。
全員が「あ~らら♪こらら♪」とはやしたてる中、娘がひとり
保母さんのところに行って「大丈夫?」と声をかけたそうだ。
それを聞いてうれしかった。
今、このことで一番救われているのは私。
台所でどじな私が 「あ~!!!」 「きゃ!」 と
声をあげると「だいじょうぶ~~?」と、間髪入れず二人そろって聞いてくれるのだ。
本当に心から心配しいたわってくれる子供たち。
「大丈夫?」って声をかけられるだけで、幸せな気分になります。
「与えるものが受け取るもの」