2010年4月から2011年11月までの1年7か月ほどの
バンコク滞在を通じて経験したのは
ひとことで言うと
タイの光と闇
を見たということだろう。
タイの光と影、ではない。
東南アジアの強い光(輝き)と
同時にみえる深い闇を見た気がする。
暴動::http://ameblo.jp/tsuiteru-lucky163/entry-10539186007.html
2010年3月から5月19日の暴動終了までに
約90名の死者があったと公式発表されているが、
実際には多くの人が帰ってきてないということで
100人以上の死者があったとのうわさもあった。
貧困:バンコクだけがほぼ一極集中で発展し
地方ではまだまだ想像を絶する貧困があった
バンコクへ来てまず衝撃を受けたのは、
母と子(3歳ぐらいか?)の親子の物乞いが
メインストリートに数多くいたことだった。
その次の衝撃は、その親子の物乞いは実は元締めがいて、
親子で商売(物乞い)をさせているという話だった。
朝見た親子のペアが通勤帰りには組み合わせが変わっていた
という笑い話も聞いた。
東南アジアの貧困。
これは「豊かな国」日本の人には想像がつかないものなのだろうか。
もうひとつの闇
それはわいろ
と
詐欺:http://ameblo.jp/tsuiteru-lucky163/entry-10627487486.html
東南アジアは公務員の低給料からわいろがはびこっているという。
たしかに、1999年クリスマスにマニラに行ったときには、
空港で警官にお金をせびられ、
2009年末、ホーチミンの空港では、
書類の不備を補うためにUSドルを求められた。
そしてタイも同じようにわいろがはびこっていた。
そして詐欺。
貧しいタイ人が裕福な日本人を詐欺(だまし)のかもにするのはまだわかるが
タイを舞台にした日本人同士の詐欺もよく見聞きした。…
…
でも…
この闇が深いからこそ
タイの光がまぶしく輝いているのかもしれない。
ありがとうタイランド
この記事は体験に基づいたものですが、
必ずしも2012年10月現在の実情を反映しているものではありません。
m(__)m