「裏高尾の千代田稲荷神社さんって面白いなって思う(その2)」高尾山の下山ルートを変えた日からの人生の変化についての続きです。(2023年9月のお話です)
前回のお話は千代田稲荷神社さんの管理を任されている人達に「会うだろうな~」と思ったら、会いました~という辺りのお話で終わりました。
この方達にお会いした日は、普段より少し早めの時間に千代田稲荷神社さんに到着しました。
「会うだろうな~」と思っていたら、いつもは居ない境内の中に作業をされている方々が・・・。
「あの~~、ここを管理されている方ですか?」
と、話しかけたら「そうです~」とのお返事でした。
管理されている方にお会いした時のための返事を用意していましたので、「実は私たち持ち主の方から掃除をしても良いと(直接じゃないけど)言われてまして」と魔法の言葉を伝えました(笑)
最初は「誰この人達?」という感じで見つめられていましたが、少し柔らかくなりました。
その後、「せっかくだからどういう風にやっているか見ていきますか?」とお誘いを頂き、この神社での作法を教えていただきました。
この時に私が気がついたのは、『あぁ、千代田稲荷神社さんが「こういう風にやると良いよ」と教えてくださったんだろうな~』と合点がいきました。
神社さんの作法などほとんど分かりませんし、掃除も出来る範囲の事しかやってません。
というよりも結構好き放題掃除してました(笑)
数ヶ月の間にまずは刈り込みバサミを購入しヤブを刈りました。
ホウキなどはそこに置いてあったモノを(勝手に)使っていたのですが(この出会いの時にOKを貰いました)、竹箒と熊手をへし折ったため(経年劣化?)、途中で購入して入れ替えたり。
バケツも置いてあったのを使っていたのですが、ひび割れてしまったので、これまた購入してきて入れ替えたり。
落ち葉を掃くのが大変だったので、ブロアー(送風機みたいなもの)を購入し吹き飛ばしたり(これは超便利!)。
本殿の中のホコリも全部飛ばしました♪
汚れが目立つところは手でやってました。
でも疲れるので、電動ドライバーを購入しブラシを取り付けて快適に掃除をしたり。
今に至っては、刈り込みバサミは疲れるので、草刈り機を購入する運びとなりました。←今ココ
同じ掃除をするにしても、掃除をする私たちも楽しく、空間を快適に出来たらと思いながら、とにかく「嫌だな」と感じることはやらないようにしつつ、「ダメなら教えてください」と心の中で言葉にし、ずっと掃除をしてきていました。
なんだったら、覚えた祝詞を掃除中、ちょいちょい唱えていました♪
そうしたらかどうかは分かりませんが、この神社での作法を教えてくれる人が現れました。
作法として、神社に来たら最初に「名前と住所をとなえ、誰が来たかを伝えてから掃除をした方が良いよ」と教わりました。
お線香やろうそくのお話も伺いました。
参拝の礼儀として、祀られている神の名を唱えることも教えて貰えました。
もろもろの作法を伺いながら気がついたのは「ここに居ても良いってことなんだろうな~」という感覚です。
私たちがやっていることがダメなら寄せ付けない感じになると思ってます。
だから今やっていることは大丈夫なのだろうと思います。
面白いな~と思いつつ、さらに月日が少し流れ、TSさんも何度か神社に来てくれて、いろいろな話をしてくださいました。
この神社の由来であったり、この地域の繋がりであったりと様々な方面に話が拡がりました。
TSさんがいろいろと集めた話を教えて貰う感じです。
その中で「この世界は実は実在しない」といった話になることがありました。
ず~っと後になって、2025年になって漸く何となく実感が伴うような話も当時していたようです。
2024年7月は裏高尾にある駒木野庭園でTさんの写真展があったので、ここで初めてTさん登場です。(Tさん・TSさんはご家族)
(続く)