ブログ#17 | 有料老人ホーム入居支援センター 代表理事 上岡榮信のブログ 「終の棲家通信」

有料老人ホーム入居支援センター 代表理事 上岡榮信のブログ 「終の棲家通信」

国内外合わせて1400箇所以上の施設を自分の目で確かめてきた「老人ホームの目利き」上岡榮信(うえおかしげのぶ)が、老人ホームのことはもちろん、国内や海外で出会った企業・組織・人などの印象深いお話を中心にお届けします。

2022年1月30日 日曜日

 

 

ほぼ丸2年、コロナウイルスに翻弄された毎日でしたが、昨年の老人ホームの訪問回数、運営

法人の格付の実績は過去最高となりました。 訪問回数633,延べ3623,格付は合計1258社。

 

 

2月1日、火曜日のニッカンシニアに載る、連載中のコラム(第86号」は、ちょっと画期的なのです。

テーマは、『1本の電話で2つの質問で極上ホームを探す』 という謎めいた話です。

 

 

老人ホームに電話を入れて、1日3度、『ホームの職員によって調理された家庭的な食事が食堂で

提供される』か、『給食会社に委託されて用意されるもので、ないか』という質問。

 

 

もう1つは、夜中の緊急通報ボタンが、警備会社につながるのでなく、『夜勤、あるいは当直の

職員が応答し、駆け付けてくれる』か。 『従業員の総数が入居者の数の8割以上いる』かという

質問です。

 

 

この方法で、素晴らしい経営者と施設長、スタッフの大勢いる極上ホームを発見でき、見つけた

ホームを当センターまで連絡頂ければ、改めて私共が・現地調査、評価、格付を行い、基準をクリ

アした場合には、発見者、推薦者に金¥5000-の謝礼を差し上げる1年間のキャンペーンです。

 

「厳選優良ホーム」「極上ホーム」の基準は『11のものさし』ですが、詳しくは当センターまで連絡

頂ければ幸です。

 

 

今年は、高齢者にとってはソウルフードである、まぐろ、鯛、ヒラメ、ぶり、鯵などの 『刺し身』 が

老人ホームでは、滅多に口にできないという問題を解決してくれる刺し身専門の卸業者とご縁があり、多くの老人ホームが、食中毒のリスクや、煩わしさから解放されている事を知り、お刺し身だけは外注、委託をおおいにお勧めすることにしました。

 

1日3回の食事は生きている限り、楽しみであり、生きる意欲とエネルギーの元であり、特に新鮮な

魚を生で食べることは捨てがたい、喜びであり、食欲も増そうというものです。

外部委託をせず、自前調理を選ばれている経営者の大英断には敬意と賞賛を表するものですが、

夏でもお刺身の一皿が付けば、さらに差別化することも、付加価値も増すことでしょう。