昨日は私の推しピアニスト、牛田智大さんのリサイタルでした。
〜曲目〜
モーツァルト ピアノ ・ソナタ第4番
シューマン クライスレリアーナ
ショパン 即興曲第1、2、3番
ショパン ピアノ・ソナタ第3番
浦安市文化会館
こんなに席が近いのは初めて。
さて昨日は雨でしたが駅から会場まで徒歩にして約30分歩いて向かいました。
初めての場所、見慣れぬ風景、夕方で人通りもなくマップを見ながら会場へ向かう私。
これから楽しみにしていたコンサートなのに段々言いしれぬ孤独感に襲われました。
教室発表会が近いせいか気持ちが繊細になっていたのかもしれません。
ふと、ピアニストも同じ気持ちでいるんじゃないかなと思いました。
支えてくれるスタッフが周囲にいても舞台ではたった1人。皆が知っている曲目を弾く重圧、ミスタッチできないプレッシャー。
本当に大変なお仕事だなとおもいました。
そんなことを思っていると会場に近づいていきました。駅からこんなに離れているのに会場はほぼ満席。
牛田さん独特に調律された音色。
モーツァルトから始まりましたが、私の先入観から何とも言えぬ孤独感がひしひしと伝わってきます。
そして今回のリサイタルのコアプログラム、
クライスレリアーナ、圧巻でした。
私も今シューマンを弾いているのでシューマンの表情の豊かさ、幼さ、妖しさを感じました。
機会があれば生徒もコンサートに連れていきたい。
そして発表会がなければ3月22日のリサイタルも又行きたい(涙)
それほど素晴らしいコンサートでした。
帰りは、また雨の中コンサートの余韻に浸りながら約30分かけて歩いて駅まで帰りました。
行きにあった孤独感はもうすっかり消えていたのでした。


